最近「骨伝導イヤホン」がブーム。街中でも、職場でもよく見かける。
骨伝導イヤホンは耳を塞がないから周りの音が自然に聞こえて疲れにくい。
今回は骨伝導イヤホンにめちゃくちゃ詳しい私がおすすめの骨伝導イヤホンを紹介していく。
読んでいただきありがとうございます!ガジェラッシュ管理人のテイクと言います。
骨伝導イヤホンを愛用しており、10種類以上の骨伝導イヤホンを所持しています。
また、骨伝導イヤホンに関する記事を20記事以上書いており、日本一骨伝導イヤホンに詳しいサイトを自負しています。
骨伝導イヤホンとは
そもそも骨伝導イヤホンって何?という人向けに、骨伝導イヤホンと普通のイヤホンの違いを解説していく。
骨伝導イヤホンの仕組み
「骨伝導イヤホン」とは、文字通り骨を伝わって音が届くイヤホンの総称。
骨を伝わって音が届く?
これを説明するためには少々理系チックな話になるから、読みたくない人は飛ばしてもらって大丈夫。
そもそも音とは空気中を伝わる波のこと。
その波が鼓膜を震わせ、耳のさらに奥にあるうずまき菅と呼ばれる器官に届くことで、我々は音を音として認識する。
逆に言うと、うずまき菅に音の波が届きさえすれば鼓膜を震わせる必要はないということ。
骨伝導イヤホンは鼓膜ではなく、耳周辺の骨を通して音の波を直接うずまき菅に届けているイヤホンなんだ。
大半の骨伝導イヤホンは振動ユニットが先端についていて、それをこめかみあたりにあてることで音を発生させる。
骨伝導は身近なもの
骨を通して音を伝えるなんてことをしても大丈夫なのかと思うかもしれないけど、「骨伝導」という現象自体は実は身近なもの。
動画や録音などで自分の声を聞くと、自分が普段聞いている自分の声とは違った声で聞こえる。
「え?自分ってこんな声なの!?」と思った経験は誰しもあるのではなかろうか。
これ。実は骨伝導が関係している。
録音した自分の声は「空気を伝搬する音」だけど、自分が聞く自分の声は「空気を伝搬する音+頭蓋骨を伝搬する音」なんだ。
あなたが話す度に、骨伝導を体験していたというわけ。
骨伝導イヤホンブームがきている
最近、家電量販店に行くと骨伝導イヤホンが目立ったところに置かれていることが増えてきた。
骨伝導イヤホンは長らくSHOKZというアメリカ企業一強だったんだけど、2022年ごろからオーディオテクニカやAVIOTといったオーディオブランドをはじめ、ゲオや3COINSも骨伝導イヤホンを販売開始しておりまさにブーム。
骨伝導イヤホンのメリット・デメリット
骨伝導イヤホンは「閉塞感が少なく疲れにくい」、「周りの音が聞こえて安全」といったメリットがある一方、もちろんデメリットもある。
以下に骨伝導イヤホンの主なメリット・デメリットをまとめた。
閉塞感が少なく疲れにくい
骨伝導イヤホンは普通のイヤホンと違って耳をふさがないから閉塞感が少ない。
耳の穴を圧迫することもないから、長時間使っていても耳が痛くなりにくく疲れにくい。
周りの音が聞こえて安全
骨伝導イヤホンなら音楽だけでなく、同時に周りの環境音も聞こえる。
例えば、ランニング中に音楽を聞いていても後ろから来る車や自転車に気づくことができるから安全。
コミュニケーションがとりやすい
骨伝導イヤホンは耳をふさがないから、イヤホンを装着しながら会話もできる。
仕事でもイヤホンを付ける機会が増えたけど、耳が空いている人は話しかけやすい。
振動が気になるときがある
骨伝導イヤホンは振動が抑えられるように工夫されているものが多いけど、大音量にすると振動が気になるときがある。
大音量だと音漏れする
骨伝導イヤホンは耳をふさがないから、音量を上げると音漏れする可能性がある。
特に図書館やカフェなど静かな場所で音楽を聞くときは注意が必要。
うるさい場所だと聞こえにくい
逆にうるさい場所だと音が聞こえにくいときがある。
地下鉄などは走行音がうるさいから骨伝導イヤホンだと聞き取りにくい。
骨伝導イヤホンの選び方
骨伝導イヤホンを選ぶときのコツは以下の2点。
- 何に使うか
- ブランドと価格帯
何に使うか
まず骨伝導イヤホンを選ぶ前に、そのイヤホンをどのような場面で使いたいか考えよう。
- ランニングや陸上スポーツ
- 水泳や水上スポーツ
- オフィスやテレワーク
ランニングや陸上スポーツ
ランニングや陸上スポーツ用途ならネックバンド型のシンプルな骨伝導イヤホンがおすすめ。
頭にしっかりとフィットするから、激しい運動をしてもズレにくい。
水泳や水上スポーツ
ランニングや陸上スポーツ用途なら完全防水の骨伝導イヤホンがおすすめ。
完全防水の骨伝導イヤホンなら水中でも音楽を聞くことができる。これができるのは骨伝導イヤホンならでは。
オフィスやテレワーク
オフィスやテレワークで使うならブームマイク付のオープンイヤーイヤホンがおすすめ。
ブームマイクのノイズキャンセリングがしっかりしていれば、ザワザワしたオフィスでのオンライン会議でも相手に声を届けやすい。
ブランドと価格帯
骨伝導イヤホンをブランド・価格帯別に選ぶ方法を解説する。
だいたいブランドごとの相場は以下の表の通り。
ブランド | 価格帯 |
---|---|
SHOKZ(ショックス) | 12,000円~26,000円程度 |
オーディオテクニカ | 15,000円程度 |
AVIOT(アビオット) | 15,000円~24,000円程度 |
ゲオ | 5,500円以下程度 |
Amazon謎ブランド | 5,000円以下程度 |
SHOKZ(ショックス)
SHOKZといえば骨伝導イヤホン。骨伝導イヤホンといえばSHOKZ。
世界を代表する骨伝導イヤホンメーカー。
ハイエンドモデルのOpenRun Pro、エントリーモデルのOpenMoveをはじめ、価格と用途に応じて幅広いラインナップを展開している。
イヤホン | 価格 |
---|---|
OpenRun Pro ハイエンドモデル | 23,880円 |
OpenRun スタンダードモデル | 17,880円 |
OpenMove エントリーモデル | 11,800円 |
OpenComm2 ビジネスモデル | 22,880円 |
OpenSwim Pro 完全防水モデル | 25,880円 |
Audio-Technica(オーディオテクニカ)
日本の老舗ブランドであるオーディオテクニカは「軟骨伝導イヤホン」を出している。
軟骨伝導イヤホンは骨伝導イヤホンと比べて優しいフィット感とより自然な音質を体感できるというメリットがある。
イヤホン | 価格 |
---|---|
ATH-CC500BT | 17,600円 |
AVIOT(アビオット)
AVIOTは日本のイヤホン専門ブランド。
WB-P1はSHOKZのOpenRunよりも2,000円安くコスパが高い。
またマイクの取り外しが可能な唯一の骨伝導イヤホンWB-E1などかゆい所に手が届く骨伝導イヤホンを展開している。
イヤホン | 価格 |
---|---|
Openpiece Playful WB-P1 | 15,950円 |
Openpiece Elite WB-E1M | 23,870円 |
GEO(ゲオ)
レンタルビデオのイメージが強いゲオだけど、実は骨伝導イヤホンを販売している。
しかもすべて5,500円以下という驚きの安さ。
イヤホン | 価格 |
---|---|
BCH-BH330 | 3,278円 |
BCH-N6S | 5,478円 |
BCH-X7 | 4,378円 |
Amazon謎ブランド
Amazonには5,000円以下の骨伝導イヤホンがたくさん売ってる。
日によって価格が変動したり、頻繁にセールをしているのでうまくいけば3,000円以下で買える。
イヤホン | 価格 |
---|---|
Erssimo HS2 | 約3,300円 |
Inchic K08 | 約2,000円 |
ただし、Amazonには安いだけの粗悪な骨伝導イヤホンも紛れているから注意が必要。上の2種類は比較的まともな骨伝導イヤホン。
おすすめの骨伝導イヤホン比較
おすすめの骨伝導イヤホンは以下。(イヤホン名をタップでレビューに飛べます。)
イヤホン | 写真 | 音質 | デザイン | 重さ | 防塵・防水 | 価格 | コスパ おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SHOKZ OpenRun Pro | 6.0 | 6.0 | 29g | IP55 | 23,880円 | 6.0 | |
SHOKZ OpenRun | 5.5 | 6.0 | 26g | IP67 | 17,880円 | 6.5 | |
SHOKZ OpenMove | 4.5 | 5.0 | 29g | IP55 | 11,880円 | 5.5 | |
SHOKZ OpenSwim Pro | 5.5 | 5.5 | 27.3g | IP68 | 25,880円 | 6.0 | |
SHOKZ OpenComm2 | 4.5 | 5.5 | 35g | IP55 | 22,880円 | 6.0 | |
オーテク ATH-CC500BT | 4.5 | 5.5 | 35g | IPX4 | 17,600円 | 5.0 | |
AVIOT WB-E1M | 5.0 | 6.0 | 29.5g | IPX5 | 21,890円 | 6.0 | |
AVIOT WB-P1 | 5.0 | 6.0 | 29g | IP67 | 15,950円 | 5.5 | |
GEO BH330 | 4.0 | 3.5 | 26g | IPX6 | 3,278円 | 5.5 | |
GEO X7 | 3.5 | 4.5 | 30g | IPX7 | 4,378円 | 5.0 | |
GEO N6S | 3.5 | 4.5 | 25.4g | IPX5 | 5,478円 | 4.5 | |
Erssimo HS2 | 4.0 | 4.0 | 29g | IP55 | 約5,000円 | 4.0 | |
Inchic K08 | 3.5 | 4.0 | 23g | IPX5 | 約2,000円 | 4.0 |
SHOKZ OpenRun Pro
イヤホン | OpenRun Pro |
---|---|
メーカー | SHOKZ |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 6.0 |
デザイン | 6.0 |
重さ | 29g |
防塵・防水 | IP55 |
価格 | 23,880円 |
コスパ おすすめ度 | 6.0 |
OpenRun ProはSHOKZのハイエンドモデル骨伝導イヤホン。
通常サイズとミニサイズがあり、通常サイズのカラーバリエーションはブラック、ベージュ、ブルー、ピンクの4種類、ミニサイズのカラーバリエーションはブラックとベージュの2種類になっている。
ブラック (ミニサイズあり) | |
ベージュ (ミニサイズあり) | |
ブルー | |
ピンク |
骨伝導イヤホン最高峰の音質
OpenRun Proの音質は骨伝導イヤホンではナンバーワン。
第9世代と呼ばれるSHOKZ独自の骨伝導委技術を採用しており、2つのCoreCushion(低音増強ユニット)をトランスデューサを内部に配置することで、クリアな中高音域再生とともに深みのある低音を実現している。
イヤホン | OpenRun Pro | OpenRun | OpenMove |
---|---|---|---|
価格 | 23,880円 | 17,880円 | 11,880円 |
骨伝導技術 | 第9世代 (TurboPitch) | 第8世代 (PremiumPitch 2.0+) | 第7世代 |
特徴 | 低音強化 | クリアな音質 振動軽減 音量アップ | 防水性アップ 音漏れ軽減 |
超急速充電
OpenRun Proが優れている点が「超急速充電」であること。
「5分間の充電で1.5時間使用可能」となっているから、ランニングに行こうと思って万が一充電がなくても5分待てば使える。
満充電までの時間も1時間と高速だから、使い勝手がめっちゃいい。
シェルケースが付属
OpenRun Proにはシェルケースが付属する。
これはあちがたい。
骨伝導イヤホンはかさばるから持ち運ぶのに困るんだけど、シェルケースがあれば安心。
骨伝導イヤホンナンバーワン
OpenRun Proが骨伝導イヤホンナンバーワンなのは間違いない。
ただ価格が高めだから、コスパという点では次に紹介するスタンダードモデルOpenRunの方がおすすめ。
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
SHOKZ OpenRun
イヤホン | OpenRun |
---|---|
メーカー | SHOKZ |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 5.5 |
デザイン | 6.0 |
重さ | 26g |
防塵・防水 | IP67 |
価格 | 17,880円 |
コスパ おすすめ度 | 6.5 |
OpenRunはSHOKZのスタンダードモデル骨伝導イヤホン。
通常サイズのカラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、レッドの4種類、ミニサイズのカラーバリエーションはブラックとブルーの2種類になっている。
OpenRun Proはパステルカラーだったけど、OpenRunは濃いめの色合いになっている。
ブラック (ミニサイズあり) | |
ブルー (ミニサイズあり) | |
グレー | |
レッド |
骨伝導なのにクリアーな音質
OpenRun以前の骨伝導イヤホンは音がこもっていて決して音質がいいとはいえなかったんだけど、OpenRunの登場で骨伝導イヤホン=音質が良くないという印象が薄まった。
PremiumPitch 2.0+という技術を搭載し、高音から低音まで幅広い音域を再現できるようになった上、振動軽減や音量アップも実現した。
イヤホン | OpenRun Pro | OpenRun | OpenMove |
---|---|---|---|
価格 | 23,880円 | 17,880円 | 11,880円 |
骨伝導技術 | 第9世代 (TurboPitch) | 第8世代 (PremiumPitch 2.0+) | 第7世代 |
特徴 | 低音強化 | クリアな音質 振動軽減 音量アップ | 防水性アップ 音漏れ軽減 |
OpenRun Proと比べて低音は劣るんだけど、高音から中音域やボーカルのクリアーさは同じだから、低音にこだわりがないなら、OpenRunでOK。
OpenRun Proとそっくり
上位モデルのOpenRun Proと見た目がほとんど同じだから間違えないように注意。
ちゃんと見ると、OpenRun Proの方が振動子のサイズがちょっと大きいのと振動子の側面がメッシュになっている。
OpenRun Proと比べて低音は劣るんだけど、高音から中音域にかけては非常にクリアー。
低音にこだわりがないなら、基本的にはOpenRunでOK。
急速充電対応
充電方法は専用の磁気誘導充電ケーブルを使う。
急速充電にも対応していて「10分間の充電で1.5時間使用可能」。
OpenRun Proの「5分間の充電で1.5時間使用可能」と比べるとちょっと遅いけど、致命的な遅さでもないし十分速い。
ケースが巾着袋
ケースも付属するけど、シェルケースではなく巾着袋。
カバンに入れると他の荷物の重みで折れないか心配になる…
荷物に埋もれないように気を付けるか、別途シェルケースを用意するのもアリかな。
防塵・防水性はIP67で高い
OpenRunの防塵・防水規格はIP67あり、OpenRun ProのIP55より上。
IP67あれば大雨でも問題なく、お風呂でも使える。
コスパよし
価格はOpenRun Proと比較して5,000円も安く、低音にこだわらないのであればOpenRunで十分。
コスパ最高なので骨伝導イヤホンを考えているなら第一候補。
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
SHOKZ OpenMove
イヤホン | OpenMove |
---|---|
メーカー | SHOKZ |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 4.5 |
デザイン | 5.0 |
重さ | 29g |
防塵・防水 | IP55 |
価格 | 11,880円 |
コスパ おすすめ度 | 5.5 |
OpenMoveはSHOKZのエントリーモデル骨伝導イヤホン。
SHOKZのイヤホンの中で最も安い。
カラーバリエーションはグレー、ホワイト、ブルー、ピンクの4種類。ミニサイズはない。
グレー | |
ホワイト | |
ブルー | |
ピンク |
音質はまずまず
さすがはSHOKZの骨伝導イヤホン。
OpenMoveはエントリーモデルだけど骨伝導イヤホンの中では音質がいい。
へたに5,000円以下の骨伝導イヤホンを買うくらいなら、もう少し投資してOpenMoveを買った方が満足度は高い。
OpenRunと比べるとクリアーさは落ちる。
USB-C充電
OpenMoveの充電ポートはUSB-Cになっている。
一方OpenRunは磁気誘導という方式を採用しており、専用の充電ケーブルが必要となる。
余計なケーブルが増えないという点でUSB-Cの方が優秀。
SHOKZ OpenSwim Pro
イヤホン | OpenSwim Pro |
---|---|
メーカー | SHOKZ |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 5.5 |
デザイン | 5.5 |
重さ | 27.3g |
防塵・防水 | IP68 |
価格 | 25,880円 |
コスパ おすすめ度 | 6.0 |
OpenSwim ProはSHOKZの完全防水モデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックとレッドの2種類。
ブラック | |
レッド |
IP68完全防水
OpenSwim Proは完全防塵・完全防水のIP68となっており、あらゆるイヤホンの中でも最強レベル。
水泳、ランニング、自宅、あらゆる場面で使用できる万能イヤホンと言える。
BluetoothとMP3に対応
OpenSwim ProはBluetoothによる無線接続とMP3によるストレージ再生の両方に対応している。
これら両方に対応したSHOKZのイヤホンはOpenSwim Proだけ。
音質はOpenRunと同等
OpenRun Proには第9世代の骨伝導技術(TurboPitch)が搭載されており、クリアーな中高音域に加えて、深みのある低音も実現している。
一方OpenRunは第8世代の骨伝導技術(PremiumPitc 2.0+)が搭載されており、第9世代ほど迫力ある低音はないけど、骨伝導イヤホンとしてはかなりクリアーな音が出る。
で、OpenSwim Proは何が搭載されているかというと、第8世代の骨伝導技術(PremiumPitc 2.0+)。つまりOpenRunと一緒。
実際に聞いてみたけど、音質はOpenRunと差がないように感じた。
レビューしてみて分かったことなんだけど、OpenSwim ProはOpenSwimの進化版というよりは、OpenRunを完全防水にしたモデルと言う方が近い。
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
SHOKZ OpenComm2
イヤホン | OpenComm2 |
---|---|
メーカー | SHOKZ |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 4.5 |
デザイン | 5.5 |
重さ | 35g |
防塵・防水 | IP55 |
価格 | 22,880円 |
コスパ おすすめ度 | 6.0 |
OpenComm2はSHOKZのビジネスモデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
ブラック |
ブームマイクでノイズ軽減
見た目の通り、ブームマイクがついている。
このマイクは使わないときは折りたたんでコンパクトに収納することができるけど、取り外しはできないから注意。
ブームマイクがついているから、声を拾いやすいし、ノイズキャンセリングも強いから、通話品質が高い。
OpenComm2のノイズキャンセリング性能を実際に試してみた。
イヤホンの隣で工事現場の音を大音量で流して録音したのが以下。(音量注意)
OpenComm2 ノイズテスト
雑音がかなり丸くなっているのが分かる。
周りがガヤガヤしている環境でもOpenComm2の方が相手に声がきれいに届く。
それとOpenComm2にはブームマイクにミュートボタンもついてるから、PCを操作しなくてもミュートのオン/オフができる。
充電ケーブルの形状変更
地味に嬉しいのが、充電ケーブルの仕様。
OpenRunに付属していた充電ケーブルから先端の形状が変わったことで、充電しやすくなった。
仕事用ならこれ
OpenComm2のマイクのノイズキャンセリング性能はオープンイヤーイヤホンで随一。
オンライン会議とかリモートワークが多い人にとってはかなりおすすめ。
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
Audio-Technica ATH-CC500BT
イヤホン | ATH-CC500BT |
---|---|
メーカー | オーディオテクニカ |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 4.5 |
デザイン | 5.5 |
重さ | 35g |
防塵・防水 | IPX4 |
価格 | 17,600円 |
コスパ おすすめ度 | 5.0 |
ATH-CC500BTは日本企業オーディオテクニカから出ている軟骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックとベージュの2種類。
ブラック | |
ベージュ |
軟骨伝導イヤホン
「軟骨伝導イヤホン」と「骨伝導イヤホン」の違いは上の図の通りで、音の伝達経路が違うらしい。
種類 | 軟骨伝導 | 骨伝導 |
---|---|---|
メリット | 耳を塞がない快適さ 頭部への圧迫感が小さい | 耳を塞がない快適さ |
デメリット | 動くとズレやすい | 動いてもズレにくい |
ATH-CC500BTとOpenRun Proを実際に装着した写真を比べてみる。
先端のスピーカー部分がの位置が少しだけ異なる。
骨伝導イヤホンのOpenRun Proはこめかみにしっかりフィットするから、長時間使用すると窮屈に感じるかもしれない。
一方、軟骨伝導イヤホンのATH-CC500BTは耳の入り口にある軟骨に音を伝えるのから、しっかりフィットというよりは優しく触れているような感じ。
ただ密着感が少ない分、走ったり頭を振ったりするとズレる。
家事とか仕事で使う分には問題はないかな。
あと骨伝導イヤホンより軟骨伝導イヤホンの方が振動が小さいから、骨伝導イヤホン特有の振動とか密着感が苦手な人にはおすすめ。
音質は普通
音質はSHOKZの骨伝導イヤホンと比べると落ちる。低音が弱め。
とはいえ骨伝導イヤホンよりは自然な感じで音が聞こえるから聞きやすい。
骨伝導イヤホンが苦手な人向け
ATH-CC500BTは骨伝導イヤホンが苦手な人、骨伝導イヤホン独特の振動に抵抗がある人におすすめ。
歴史ある日本のオーディオブランド オーディオテクニカが作っているという安心感もある。
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
AVIOT OpenPiece Elite WB-E1M
イヤホン | WB-E1M |
---|---|
メーカー | AVIOT |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 5.0 |
デザイン | 6.0 |
重さ | 29.5g |
防塵・防水 | IPX5 |
価格 | 22,000円 |
コスパ おすすめ度 | 6.0 |
OpenPiece Elite WB-E1MはAVIOTのビジネスモデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはメタリックブラック、チタニウムシルバー、ブロンズゴールドの3種類。
メタリックブラック | |
チタニウムシルバー | |
ブロンズゴールド |
ブームマイク取り外し可能
最大の特徴はブームマイクが取り外し可能な点。
取り外しができるから「マイクをつけて仕事での使用」と「マイクを外して日常使い」のハイブリッドな使い方ができる。
SHOKZのOpenComm2はマイクの取り外しができないから、「マイク取り外し可能」はWB-E1Mオンリーワンのメリット。
充電しながら使える
さらに充電しながらも使える。
USB-Cポートがブームマイクに使われているから、ブームマイク使用中は充電できないのかと思ったそこのあなた。
なんとブームマイクにUSB-Cポートがついているから、まったく問題なし。
実はSHOKZの骨伝導イヤホンは充電しながらの使用はできないから、これは嬉しい。
AVIOTはSHOKZの骨伝導イヤホンをよく研究してるなあ。
マイクのノイズキャンセリングはOpenComm2の方が上
WB-E1Mは「ブームマイク取り外し」、「充電しながら使用」とSHOKZのOpenComm2にできないことが可能なんだけど、マイクのノイズキャンセリングに関してはOpenComm2の方が上。
WB-E1Mのノイズキャンセリング性能を実際に試してみた。
イヤホンの隣で工事現場の音を大音量で流して録音したのが以下。(音量注意)
WB-E1M ノイズテスト
OpenComm2と比べてノイズが抑えきれていない印象。(OpenComm2のノイズテストはこちら)
ブームマイク取り外しがオンリーワン
WB-E1Mはブームマイクの取り外しが魅力的すぎる。普段使いもできるしオフィスでも活躍する。
その分マイクのノイズキャンセリングはOpenComm2より若干良くないから、「仕事だけで使うならOpenComm2」、「仕事でも日常でも使うならWB-E1M」という分け方になるだろう。
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
AVIOT OpenPiece Playful WB-P1
イヤホン | WB-P1 |
---|---|
メーカー | AVIOT |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 5.0 |
デザイン | 6.0 |
重さ | 29g |
防塵・防水 | IP67 |
価格 | 15,950円 |
コスパ おすすめ度 | 5.5 |
OpenPiece Playful WB-P1はAVIOTのスタンダードモデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ドーンネイビー、ダークルージュの4種類。
ブラック | |
ホワイト | |
ドーンネイビー | |
ダークルージュ |
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
GEO GRFD-BCH BH330
イヤホン | GRFD-BCH BH330 |
---|---|
メーカー | GEO |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 4.0 |
デザイン | 3.5 |
重さ | 26g |
防塵・防水 | IPX6 |
価格 | 3,278円 |
コスパ おすすめ度 | 5.5 |
GRFD-BCH BH330はゲオから出ている骨伝導イヤホン。
あまり知られてないんだけど、ゲオはイヤホンをたくさん出している。
カラーバリエーションはブラック、レッド、ネイビーの3種類。
ブラック | |
レッド | |
ネイビー |
軽い
GRFD-BCH BH330は24gで骨伝導イヤホン最軽量レベルで、長時間使用しても疲れにくい。
音質も意外といい
見た目はSHOKZとかと比べると微妙だけど、GRFD-BCH BH330の音質は3,278円と思えないほどいい。
ゲオの旧モデルの骨伝導イヤホンGRFD-BCH 200B300は音質がひどかったけど、GRFD-BCH BH330は音がクリアーになり、低音も出るようになり大幅に改善されている。
ちなみに値段は据え置きだったから、ゲオさんの企業努力がすぎる。
よく分からない中華の骨伝導イヤホンを買うよりは…
amazonとかで安い中華製の骨伝導イヤホンが大量に出回っているけど、日本の企業ゲオが売っているGRFD-BCH 200B300の方がまし。
安いからとりあえず骨伝導イヤホンを試してみたいという人全般におすすめできる。
\激安骨伝導イヤホン多数!/
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
GEO RWC-BCHX7
イヤホン | RWC-BCHX7 |
---|---|
メーカー | GEO |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 3.5 |
デザイン | 4.5 |
重さ | 30g |
防塵・防水 | IPX7 |
価格 | 4,378円 |
コスパ おすすめ度 | 5.0 |
RWC-BCHX7はゲオから出ている防水骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
ブラック |
GEO GRFD-BCH N6S
イヤホン | GRFD-BCH BH330 |
---|---|
メーカー | GEO |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 3.5 |
デザイン | 4.5 |
重さ | 26g |
防塵・防水 | IPX5 |
価格 | 5,478円 |
コスパ おすすめ度 | 4.5 |
GRFD-BCH N6Sはゲオのブームマイク付き骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
ブラック |
付け心地は快適
GRFD-BCH N6Sの心地は快適。
こめかみに密着する部分にクッション性があり、柔らかくフィットする感じ。
本体は25gしかなくて軽い。
疲れにくいから長時間のオンライン会議でも安心。
マイクのノイズキャンセリングは微妙
ブームマイク付骨伝導イヤホンだから、気になるのはマイクの性能。
ブームマイクの前にスマホを置いて、大音量で工事現場の音を流したときに、実際に拾う音を録音している。(音量注意)
BCH N6S ノイズテスト
価格が4倍以上違うから当たり前だけど、SHOKZのOpenComm2、AVIOTのWB-E1Mと比べると明らかに良くない。
静かな場所で使うならGRFD-BCH N6Sでも全く問題ないけど、ザワザワした場所や環境音がある場所で使う場合は、多少雑音が入るかもしれない。
最安レベルのマイク付き骨伝導イヤホン
音質やノイズキャンセリング性能は決していいとは言えないけど、5,000円という価格を考えたら仕方ない。
仕事用の骨伝導イヤホンを探しているけど、「イヤホンに2万円も出せるか!」という人は、もうこれでいい。
\激安骨伝導イヤホン多数!/
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
Erssimo HS2
イヤホン | HS2 |
---|---|
メーカー | Erssimo |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 4.0 |
デザイン | 4.0 |
重さ | 29g |
防塵・防水 | IP55 |
価格 | 約2,000円 |
コスパ おすすめ度 | 4.0 |
HS2はErssimoというブランドから出ている骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
ブラック |
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
Inchic K08
イヤホン | K08 |
---|---|
メーカー | Inchic |
種類 | 骨伝導 ネックバンド |
音質 | 3.5 |
デザイン | 4.0 |
重さ | 23g |
防塵・防水 | IPX5 |
価格 | 約2,000円 |
コスパ おすすめ度 | 4.0 |
K08はInchicというブランドから出ている骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
ブラック |
より詳細なスペックとレビューは以下の記事。
骨伝導イヤホンvs空気伝導イヤホン
骨伝導イヤホン以外にも空気伝導のオープンイヤーのイヤホンはたくさんあるから、他のものと比較したい人は以下の記事を参考にしてほしい。
比較表をもとにおすすめのオープンイヤーイヤホンを徹底解説している。
【まとめ】骨伝導イヤホンブームはまだまだ続く
耳を塞がないのは想像以上に快適。
この快適さに慣れると骨伝導イヤホンから抜け出せなくなる。
骨伝導イヤホンブームはしばらく続きそうだから、乗り遅れないように!
では、バイぜ。