- 耳を塞がないイヤホンを探している
- 骨伝導イヤホンを選ぶポイントは?
- おすすめな骨伝導イヤホンはどれ?
音楽を聴いたり、オンライン会議をしたり、日常の中でイヤホンを使うことは当たり前になってきました。
かくいう私もAirpods愛用者ですが、私にとっては大きなデメリットがあります。
それが、長時間イヤホンを使っていると耳が痛くなるということ。
そんな悩みがある中で、出会ったのがSHOKZの骨伝導イヤホンOpenRun Pro。

骨伝導イヤホンはを塞がないのでそもそも耳が痛くなることはありません。
耳を塞がないのに頭に鳴り響くように音楽が聴こえるから不思議。
正直なところ骨伝導イヤホンは音質に期待していなかったのですが、OpenRun Proを最初に聴いたときの感想は「え?こんなに音質いいの!?」でした。
骨伝導イヤホンにハマった私は10種類以上も自腹で購入してしまいました(笑)
そこでこの記事では骨伝導イヤホンをこよなく愛する私がおすすめの骨伝導イヤホンを紹介します。
骨伝導イヤホンの選び方も解説するのでこの記事を読めばあなたにあった骨伝導イヤホンが分かります。
筆者について

読んでいただきありがとうございます!ガジェラッシュ管理人のテイクと言います。
骨伝導イヤホンを愛用しており、10種類以上の骨伝導イヤホンを所持しています。
また、骨伝導イヤホンに関する記事を20記事以上書いており、日本一骨伝導イヤホンに詳しいサイトを自負しています。


骨伝導イヤホンはどんなイヤホン?
骨伝導イヤホンの仕組み


「骨伝導イヤホン」とは、文字通り骨を伝わって音が届くイヤホンのことです。
そもそも音とは空気中を伝わる波のこと。
その波が鼓膜を振動させ、耳のさらに奥にあるうずまき菅と呼ばれる器官に届くことで、私たちは音を音として認識します。
逆に言うと、うずまき菅に振動が届きさえすれば鼓膜を震わせる必要はないということです。
骨伝導イヤホンは鼓膜ではなく、耳周辺の骨を振動させることで直接うずまき菅に音を届けているイヤホンと言えます。
骨伝導は身近なもの
動画や録音などで自分の声を聞くと、自分が普段聞いている自分の声とは違った声で聞こえます。
え?自分ってこんな声なの!?と思った経験はあるのではないでしょうか。
これ。実は骨伝導が関係しています。
録音した自分の声は「空気を振動させて伝わる音」ですが、自分が聞く自分の声は「空気を振動させて伝わる音+頭蓋骨を振動させて伝わる音」なのです。
あなたが話す度に、骨伝導を体験していたというわけですね。
骨伝導イヤホンが最近ブーム
最近、家電量販店に行くと骨伝導イヤホンが目立ったところに置かれていることが増えてきたように感じます。


骨伝導イヤホンは長らくSHOKZというアメリカ企業一強でした。
ですが2022年ごろからオーディオテクニカやAVIOTといったオーディオブランドをはじめ、ゲオや3COINSも骨伝導イヤホンを販売開始しました。
世はまさに大骨伝導イヤホン時代と言えます。
【骨伝導イヤホンの選び方1】ブランド・価格帯・コスパで選ぶ
骨伝導イヤホンをブランド・価格帯別に選ぶ方法を解説します。
ブランド | 価格帯 |
---|---|
SHOKZ(ショックス) | 10,000円以上 |
オーディオテクニカ | 10,000円以上 |
AVIOT(アビオット) | 10,000円以上 |
ゲオ | 5,000円以下 |
Amazon | 5,000円以下 |
SHOKZ(ショックス):10,000円以上(性能最強)


SHOKZといえば骨伝導イヤホン。骨伝導イヤホンといえばSHOKZ。
世界を代表する骨伝導イヤホンメーカーです。
ハイエンドモデルのOpenRun Pro、エントリーモデルのOpenMoveをはじめ価格と用途に応じて幅広いラインナップを展開しています。
イヤホン | 価格 |
---|---|
OpenRun Pro | 23,880円 |
OpenRun | 17,880円 |
OpenMove | 11,800円 |
OpenComm | 22,880円 |
OpenSwim | 21,880円 |
オーディオテクニカ:10,000円以上(優しいフィット感)


日本の老舗ブランドであるオーディオテクニカは「軟骨伝導イヤホン」を出しています。
軟骨伝導イヤホンは骨伝導イヤホンと比べて優しいフィット感とより自然な音質を体感できるというメリットがあります。
イヤホン | 価格 |
---|---|
ATH-CC500BT | 17,600円 |
AVIOT(アビオット):10,000円以上(コスパ最強)


AVIOTは日本のイヤホン専門ブランド。
WB-P1はSHOKZのOpenRunよりも2,000円安くコスパが高いです。
またマイクの取り外しが可能な唯一の骨伝導イヤホンWB-E1などかゆい所に手が届く骨伝導イヤホンを展開しています。
イヤホン | 価格 |
---|---|
Openpiece Playful WB-P1 | 15,950円 |
Openpiece Elite WB-E1M | 23,870円 |
ゲオ:5,000円以下(安い)


レンタルビデオのイメージが強いゲオですが、実は骨伝導イヤホンを販売しています。
しかもすべて5,000円以下という驚きの安さです。
Amazon:5,000円以下(安い)


Amazonには4,000円以下の骨伝導イヤホンがたくさんあります。
日によって価格が変動したり、頻繁にセールをしているのでうまくいけば3,000円以下で買えます。
イヤホン | 価格 |
---|---|
Erssimo HS2 | 約3,300円 |
Inchic K08 | 約2,000円 |
ただし、Amazonには安いだけの粗悪な骨伝導イヤホンも紛れています。
以下の骨伝導イヤホンは買わない方が良いので注意してください。
【骨伝導イヤホンの選び方2】目的・用途で選ぶ
骨伝導イヤホンを目的・用途で選ぶ方法を解説します。
日常使い


音質とデザインで選ぶのがおすすめ。
音質は価格が上がるほどよくなります。
デザインはSHOKZとAVIOTがカラーバリエーションが豊富なので、お気に入りの色が見つかるはず。
運動・トレーニング


フィット感が重要です。
しっかりとフィットしていない骨伝導イヤホンを使うと、動くたびにズレてきてうっとうしいです。
SHOKZのOpenRun ProとOpenRunだけがサイズ違いに対応しているので、運動用ならこれら2つがダントツでおすすめ。
仕事・リモートワーク


ブームマイクつきだと安心です。
大事なオンライン会議で相手に声が聞こえにくかったり、ノイズが入っていたら嫌ですよね?
ブームマイクがついていれば、自分の声だけを拾いやすいのでスムーズに会議が進められることでしょう。
【比較表】骨伝導イヤホンおすすめ14選
下記表に骨伝導イヤホンの特徴をまとめました。
イヤホン名をタップすると各レビューへ飛べます。
イヤホン | メーカー | モデル | 価格 | カラバリ | サイズ違い | 急速充電 | マルチポイント | 防塵・防水 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OpenRun Pro | SHOKZ | 日常 | 23,880円 | 4種類 | IP55 | |||
OpenRun | SHOKZ | 日常 | 17,880円 | 4種類 | IP67 | |||
OpenMove | SHOKZ | 日常 | 11,880円 | 4種類 | IP55 | |||
OpenComm | SHOKZ | 仕事 | 22,880円 | 1種類 | IP55 | |||
OpenComm UC | SHOKZ | 仕事 | 27,880円 | 1種類 | IP55 | |||
OpenSwim | SHOKZ | 防水 | 22,880円 | 2種類 | IP68 | |||
ATH-CC500BT | オーディオ テクニカ | 日常 | 17,600円 | 2種類 | IPX4 | |||
WB-P1 | AVIOT | 日常 | 15,950円 | 4種類 | IP67 | |||
WB-E1M | AVIOT | 仕事 | 23,870円 | 3種類 | IPX5 | |||
WB-E1 | AVIOT | 日常 | 21,890円 | 3種類 | IPX5 | |||
BCH-BH330 | ゲオ | 日常 | 3,278円 | 3種類 | IPX6 | |||
BCH-N6S | ゲオ | 仕事 | 5,478円 | 1種類 | IPX6 | |||
BCH-X7 | ゲオ | 防水 | 4,378円 | 1種類 | IPX7 | |||
HS2 | Erssimo | 日常 | 約3,300円 | 1種類 | IPX5 | |||
K08 | Inchic | 日常 | 約2,000円 | 2種類 |
【SHOKZ(ショックス)】OpenRun Pro


クリアーな高音と響く低音。音質ナンバーワンの骨伝導イヤホン。
OpenRun ProはSHOKZのハイエンドモデル。
通常サイズのカラーバリエーションはブラック、ブルー、ベージュ、ピンクの4種類。
ミニサイズのカラーバリエーションはブラックとベージュの2種類です。
カラー | OpenRun Pro | OpenRun pro mini |
---|---|---|
ブラック | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ブルー | ![]() ![]() | |
ベージュ | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ピンク | ![]() ![]() |
スタンダードモデルのOpenRun
電気を音に変えるトランスデューサ内部に2つの低音増強ユニットを配置することで、深みのある低音を実現しています。
実際にOpenRun


スタンダードモデルのOpenRun
モデル | OpenRun スタンダードモデル | OpenRun Pro ハイエンドモデル |
---|---|---|
駆動時間 | 8時間 | 10時間 |
急速充電 | 10分間の充電で1.5時間使用可能 | 5分間の充電で1.5時間使用可能 |
充電時間 | 1.5時間 | 1時間 |


OpenRun Proには専用のシェルケースが付属するのでカバンに入れて持ち運ぶのも安心です。




デメリットは価格が高いこと。
SHOKZは定期的にAmazonや楽天でセール対象になるのでそのタイミングを狙うのもおすすめ。
もしくは低音にこだわらない限りは下記で紹介するOpenRunで十分だと思います。
OpenRun Proの評価
音質 | (4.5) |
充電速度 | (4.5) |
ケース | (5.0) |
防塵・防水性(IP55) | (4.0) |
総合評価 | (4.5) |
【SHOKZ(ショックス)】OpenRun


クリアーな音質の高コスパモデル。
OpenRun
通常サイズのカラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、レッドの4種類。
ミニサイズのカラーバリエーションはブラックとブルーの2種類。
カラー | OpenRun | OpenRun mini |
---|---|---|
ブラック | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
グレー | ![]() ![]() | |
ブルー | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
レッド | ![]() ![]() |
OpenRunの見た目はOpenRun Proとほとんど同じで、パッと見ただけでは区別がつきません。


青色:OpenRun
ハイエンドモデルのOpenRun Proと比べて低音は劣りますが、高音から中音域にかけては非常にクリアーです。


充電方法はOpenRun Proと同じで専用の磁気誘導充電ケーブルを使います。
OpenRunの急速充電性能は「10分間の充電で1.5時間使用可能」で、OpenRun Proの「5分間の充電で1.5時間使用可能」より長いですが10分でもとても速い部類です。


ケースも付属しますがシェルケースではなく巾着袋です。
カバンに入れると他の荷物の重みで折れないか心配になります。
荷物に埋もれないように気を付けるか、別途シェルケースを用意するのもアリです。


OpenRunの防塵・防水規格はIP67ありOpenRun ProのIP55より上です。
IP67あれば大雨でも問題なく、お風呂でも使えます。


価格はOpenRun Proと比較して5,000円も安く、低音にこだわらないのであればOpenRunで十分。
コスパ最高なので骨伝導イヤホンを考えているなら第一候補だと思います。
OpenRunの評価
音質 | (4.0) |
充電速度 | (4.5) |
ケース | (4.0) |
防塵・防水性(IP67) | (4.5) |
総合評価 | (4.5) |
【SHOKZ(ショックス)】OpenMove


SHOKZの最安モデル。初めての骨伝導イヤホンならこれで十分!
OpenMove
カラーバリエーションはブラック、ブルー、ピンク、ホワイトの4種類。
カラー | OpenMove |
---|---|
グレー | ![]() ![]() |
ブルー | ![]() ![]() |
ピンク | ![]() ![]() |
ホワイト | ![]() ![]() |
耳掛け部の形状を比較するとOpenMove(写真左)はへの字型、OpenRun(写真右)は逆Uの字型になっているのが分かります。
これによりOpenRunの方が耳に引っ掛かりやすくなりズレにくいので運動に適しています。
運動で使わないならOpenMoveでまったく問題ありません。


青:OpenRun
音質はまずますです。
OpenRunと比べると全体的に音質は少し劣りますが、1万円以下の骨伝導イヤホンと比べると明らかに良いです。


充電方法はUSBタイプCなので無駄なケーブルが増えることはありません。


価格は11,800円でSHOKZの骨伝導イヤホン最安です。
初めての骨伝導イヤホンならOpenMoveはおすすめ。
OpenMoveの評価
音質 | (3.5) |
充電速度 | (4.0) |
ケース | (4.0) |
防塵・防水性(IP55) | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
【SHOKZ(ショックス)】OpenComm


マイクのノイズキャンセリング機能が優秀。
OpenCommはSHOKZのビジネスモデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
カラー | OpenComm |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
見た目の通りOpenCommはブームマイク搭載の骨伝導イヤホン。
このマイクは使わないときは折りたたんでコンパクトに収納することができます。
ちなみにマイクの取り外しは不可なので注意してください。


音質はOpenRunの方が上です。
音楽を聞くとOpenRunの方があきらかにクリアーですが、通話する分には大差ないので仕事で使うにはまったく問題ありません。


マイクのノイズキャンセリング性能はOpenCommが圧倒的に優秀です。
イヤホンの隣で工事現場の音を大音量で流して録音してみました。
\音量注意/
OpenRunのノイズテスト
OpenCommのノイズテスト
OpenRunはノイズが抑えきれていませんが、OpenCommは全体的に音が丸まっているのがよく分かります。
静かなオフィスならどちらでも問題なさそうですが、周りがガヤガヤしている環境ではOpenCommの方が通話の品質が高くなります。


OpenComm専用のシェルケースも付属するので持ち運びも安心です。
OpenRun Proのケースはメッシュっぽいですが、OpenCommはツルツルです。


右:OpenRun Pro
OpenCommの評価
音質 | (3.5) |
マイク | (4.0) |
充電速度 | (4.0) |
ケース | (5.0) |
総合評価 | (4.5) |
【SHOKZ(ショックス)】OpenComm UC


マイクのノイズキャンセリング機能が優秀と安定した接続。
OpenComm UCはSHOKZのビジネスモデル骨伝導イヤホン。
上記のOpenCommにLoop 110という専用のBluetoothアダプターがついたモデルです。
仕事でオンライン会議が特に多いwebエンジニア・デザイナーの人、会社で管理職のポジションにある人はOpenComm UCの方がおすすめできます。
→OpenComm UCとOpenCommの詳細比較はこちら
【SHOKZ(ショックス)】OpenSwim


水中で使用可能なオンリーワンの骨伝導イヤホン。
OpenSwimはSHOKZの完全防水骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックとブルーの2種類。
カラー | OpenSwim |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
ブルー | ![]() ![]() |
その名の通り水泳やサーフィンなど水中・水上競技にも使える骨伝導イヤホンです。


防塵・防水規格はOpenRunがIP67、OpenSwimがIP68です。
実は骨伝導イヤホンは水中で使用すると音の迫力が増大します。
空気から伝わる音が聞こえないので、純粋に骨伝導の音だけが頭に響くように聞こえます。
骨伝導イヤホンをつけてプールで泳いだら気持ちいいこと間違いなしです。


水中ではBluetoothが繋がらないので、本機は4GBのMP3ストレージに音楽を最大1200曲保存する仕様になっている点は注意が必要。
普段使いというよりはウォータースポー専用の骨伝導イヤホンです。
OpenSwimの評価
音質 | (3.5) |
充電速度 | (4.0) |
ケース | (4.0) |
防塵・防水性(IP68) | (5.0) |
総合評価 | (4.0) |
【オーディオテクニカ】ATH-CC500BT


「軟骨伝導」による優しいフィット感と自然な音質。
ATH-CC500BTは日本企業オーディオテクニカから出ている軟骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックとベージュの2種類。
カラー | ATH-CC500BT |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
ベージュ | ![]() ![]() |
「軟骨伝導イヤホン」と「骨伝導イヤホン」の違いは下記の図の通り、音の伝達経路が異なります。


種類 | 軟骨伝導 | 骨伝導 |
---|---|---|
メリット | ・耳を塞がない快適さ ・頭部への圧迫感が小さい | ・耳を塞がない快適さ |
デメリット | ・動くとズレやすい | ・動いてもズレにくい |
ATH-CC500BTとOpenRun Proを実際に装着した写真を比べてみます。




先端のスピーカー部分が肌に接触している場所が違うのが分かるでしょうか。
イヤホン | スピーカ接触部分 |
---|---|
ATH-CC500BT | 耳珠=耳の入り口にある軟骨 |
OpenRun Pro | こめかみ付近 |
骨伝導イヤホンのOpenRun Proは頭蓋骨に音を伝えるので、こめかみにしっかりとフィットします。
そのため人によっては長時間使用していると窮屈に感じるかもしれません。
一方軟骨伝導イヤホンのATH-CC500BTは耳の入り口にある軟骨に音を伝えるので、しっかりフィットというよりは優しく触れているような印象です。


ただ密着感が少ない分、走ったり頭を振ったりするとズレます。
家事や仕事で使う分には問題ありません。
肝心な音質は軟骨伝導イヤホンの方が骨伝導イヤホンより自然に聞こえ、本体の振動も小さいです。
骨伝導イヤホン独特の頭に響く音やフィット感が苦手な人にはおすすめ。
充電方法はUSBタイプCで急速充電には対応していません。


オーディオテクニカの三角形のブランドロゴが入った収納袋も付属します。


価格は17,600円でSHOKZのOpenRun
自宅や職場での使用がメインならATH-CC500BTもおすすめです。
ATH-CC500BTの評価
音質 | (4.0) |
充電速度 | (4.0) |
ケース | (4.0) |
防塵・防水性(IPX4) | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
→オーディオテクニカATH-CC500BTのレビューはこちら
【AVIOT(アビオット)】WB-P1


デザイン・カラーバリエーションの良さ。SHOKZより安い。
OpenPiece Playful WB-P1はAVIOTのスタンダードモデル。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ドーンネイビー、ダークルージュの4種類。
カラー | WB-P1 |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
ホワイト | ![]() ![]() |
ドーンネイビー | ![]() ![]() |
ダークルージュ | ![]() ![]() |
SHOKZのOpenRunシリーズと比べるとデザインが異なります。
WB-P1はバッテリーとか電子基板が入っているコア部分が縦向きになっていることが分かります。
これはAVIOT独自の「モダンフィットデザイン」と呼ばれる形状で、耳を包み込み安定したフィット感を実現します。
実際のフィット感はWB-P1もOpenRun Proもどちらも高くてあまり差を感じませんでした。


WB-P1の音質はOpenRunと同じくらいですが音漏れが大きいです。
WB-P1には「音漏れ抑制モード」というモードに切り替えられますが、「音漏れ抑制モード」にすると音質が大幅に落ちてしまいます。
デフォルトの音漏れが大きいのはデメリットです。


充電はUSBタイプCで、10分間で60分使用可能な急速充電に対応しています。


WB-P1は防塵・防水規格はIP67もあり突然の雨やスポーツ時の汗に強いことはもちろん、水洗いすることも可能です。
USBタイプCポートもキャップレス防塵・防水に対応しているので、必ずしもUSBキャップをつける必要もありません。
WB-P1の評価
音質 | (3.5) |
充電速度 | (4.5) |
ケース | (4.0) |
防塵・防水性(IP67) | (4.5) |
総合評価 | (4.0) |
→OpenPiece Playful WB-P1のレビューはこちら
【AVIOT(アビオット)】WB-E1M


デザイン・カラーバリエーションの良さ。マイク取り外し可能な唯一の骨伝導イヤホン。
OpenPiece Elite WB-E1MはAVIOTのビジネスモデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはメタリックブラック、チタニウムシルバー、ブロンズゴールドの3種類。
カラー | WB-P1 |
---|---|
メタリックブラック | ![]() ![]() |
チタニウムシルバー | ![]() ![]() |
ブロンズゴールド | ![]() ![]() |
WB-E1Mの本体形状はスタンダードモデルのWB-P1とまったく同じですが、カラーはメタリック基調で高級感を感じます。


最大の特徴はブームマイクが取り外し可能な点。
取り外しができるので「マイクをつけて仕事での使用」と「マイクを外して日常使い」のハイブリッドな使い方ができます。
SHOKZのOpenCommはマイクの取り外しができないので、「マイク取り外し可能」はWB-P1オンリーワンのメリットです。




WB-E1M本体の防塵・防水規格はIPX5でWB-P1のIP67より低く水洗いできないので注意です。
WB-E1Mの評価
音質 | (4.0) |
マイク | (4.0) |
充電速度 | (4.0) |
ケース | (4.5) |
総合評価 | (4.0) |
→OpenPiece Elite WB-E1Mのレビューはこちら
【AVIOT(アビオット)】WB-E1


デザイン・カラーバリエーションの良さ。マイク取り外し可能な唯一の骨伝導イヤホン。
WB-E1は上述したWB-E1Mのマイクなしバージョン。
WB-E1なら「やっぱブームマイクが必要!」となっても後からブームマイクを別途購入することができます。(WB-P1はブームマイクに非対応)


WB-E1M | 23,870円 |
WB-E1 | 21,890円 |
WB-E1用単品ブームマイク | 3,960円 |
ただしWB-E1と単品ブームマイクを別々に購入した場合1,980円損になるので注意してください。
またAmazonで扱っているのはWB-E1Mと単品ブームマイクのみでWB-E1はAVIOT公式サイトにしかありません。
なので初めからWB-E1Mにしてしまうのが個人的にはおすすめ。
【ゲオ】BCH-BH330


骨伝導イヤホン最軽量。そして安い。
BCH-BH330はゲオから出ている骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラック、レッド、ネイビーの3種類。
カラー | BCH-BH330 |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
レッド | ![]() ![]() |
ネイビー | ![]() ![]() |
BCH-BH330は24gで骨伝導イヤホン最軽量レベルです。
イヤホンが軽いので長時間使用しても疲れにくくなりました。


BCH-BH330の音質は3,278円と思えないくらい良いです。
旧モデルBCH-200B300は音質がひどかったですが、音がクリアーになり低音も出るようになり大幅に改善されています。


充電方法はUSBタイプCで急速充電は非対応です。


防塵・防水規格はIPX6で多少の雨や汗の中で使っても問題ありません。
BCH-BH330の評価
音質 | (3.5) |
充電速度 | (4.0) |
ケース(付属しない) | (0.0) |
防塵・防水性(IPX6) | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
\激安骨伝導イヤホン多数!/
【ゲオ】BCH-N6S


ブームマイク付き骨伝導イヤホン最安。
BCH-N6Sはゲオのブームマイク付き骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
カラー | BCH-N6S |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
マイクは使わないときは折りたたんでコンパクトに収納することができます。
ちなみにマイクの取り外しは不可なので注意してください。
類似製品のOpenCommとWB-E1Mが2万円を超えてくることを考えると驚異的なコスパの良さです。


BCH-N6Sの評価
音質 | (3.0) |
充電速度 | (4.0) |
ケース(付属しない) | (0.0) |
防塵・防水性(IPX5) | (4.0) |
総合評価 | (3.5) |
\激安骨伝導イヤホン多数!/
【ゲオ】BCH-X7


BCH-X7はゲオの防水モデル骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
カラー | BCH-X7 |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
BCH-X7はIPX7の防水性能なのでお風呂で使ったり、雨の中で使っても問題ありません。
BCH-X7の評価
音質 | (3.0) |
充電速度 | (4.0) |
ケース(付属しない) | (0.0) |
防塵・防水性(IPX7) | (4.5) |
総合評価 | (3.5) |
\激安骨伝導イヤホン多数!/
【Erssimo(エルッシモ)】HS2


安いけど十分すぎる音質。
Erssimo HS2
カラーバリエーションはブラックのみ。
カラー | Erssimo HS2 |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
Erssimo HS2は3,000円という値段の割に高音がクリアーで低音も出ます。
デメリットは振動が大きいので大音量だとくすぐったいのと音漏れが大きいこと。


充電方法はUSBタイプCでなんと急速充電に対応しており10分間の充電で1.2時間使用できます。


ケースは付属しません。安いので仕方ないですね。
Erssimo HS2の評価
音質 | (3.5) |
充電速度 | (4.5) |
ケース(付属しない) | (0.0) |
防塵・防水性(IPX5) | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
Inchic K08


とにかく安い。
Inchic K08はAmazonで販売されている骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックとブルーの2種類。
カラー | Inchic K08 |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
ブルー | ![]() ![]() |
Inchic K08はとにかく安く、2,000円程度です。


この価格帯だと粗悪な骨伝導イヤホンもありますが、Inchicの骨伝導イヤホンK08は大丈夫。
見た目や手触りは安っぽいですが、必要最低限の性能は備わっているので、骨伝導イヤホンを試してみたいという人におすすめです。
【番外編】骨伝導イヤホンに似た非骨伝導イヤホン
骨伝導イヤホンが苦手な人・不安感がある人に向けて、骨伝導イヤホンに似てるけど骨伝導イヤホンではないイヤホンを2つ紹介します。
【ソニー】Float Run


骨伝導イヤホンより自然な音。汗もかきにくい。
Float Runはソニーから出ているスポーツ用のオープンイヤー型イヤホン。
カラーバリエーションはブラック×ホワイトのみ。
カラー | Float Run |
---|---|
ブラック × ホワイト | ![]() ![]() |
Float Runという名前の通り、耳の前にスピーカーが浮いているような配置になっています。(Floatは「浮く」という意味)
空気を伝わって鼓膜に音が届くので、骨から音が伝わる骨伝導イヤホンより自然に音が聞こえます。
音質はSHOKZの方が上ですが…
またスピーカーが浮いているので汗をかきにくいのがメリット。
スピーカーが肌に密着している骨伝導イヤホンは密着部分に汗がたまります。


充電方法はUSBタイプCで急速充電には対応していません。


巾着袋の収納ケースも付属します。


運動用にイヤホンを探している人・骨伝導イヤホンが苦手・不安な人にはFloat Runがおすすめです。
Float Runの評価
音質 | (3.5) |
充電速度 | (3.5) |
ケース | (4.0) |
防塵・防水性(IPX4) | (4.0) |
総合評価 | (3.5) |
【SoundPeats(サウンドピーツ)】RunFree


アンダー1万円で機能性抜群。コスパを求めるならこれ。
RunFree
カラーバリエーションはブラックのみ。
カラー | RunFree |
---|---|
ブラック | ![]() ![]() |
RunFree


価格はFloat Runの1/3程度でありながら、低音に関してはRunFree
ロックやEDMを迫力ある音で聞きたいならRunFreeが向いています。


充電方法はUSBタイプCで1.6時間で満充電できます。


デメリットはケースが付属しないので持ち運びに困ること。
なるべくカバンの上の方にしまったり自分でケースや袋を用意したりするなど工夫が必要です。


性能に関してはFloat Runにもまったく引けをとっておらず、とにかくコスパが良いので運動用のイヤホンを探している人全般におすすめです。
RunFreeの評価
音質 | (4.0) |
充電速度 | (4.0) |
ケース(付属しない) | (0.0) |
防塵・防水性(IPX4) | (4.0) |
総合評価 | (4.0) |
おすすめの骨伝導イヤホンまとめ


本記事は「【2023年最新版】骨伝導イヤホンおすすめ15選|安い・コスパ最強」について書きました。
骨伝導イヤホンについて簡単に説明した後、骨伝導イヤホンの選び方を2パターン解説しました。
1つ目が「ブランド・価格帯で選ぶ」方法。
SHOKZが有名ですがオーディオテクニカやAVIOTからも骨伝導イヤホンが出ています。
安い骨伝導イヤホンならゲオやAmazonで評価が高いものを選ぶと良いです。
2つ目が「目的・用途で選ぶ」方法。
運動用ならサイズ違いがあるもの、仕事用ならブームマイク付きがおすすめです。
今回紹介した骨伝導イヤホンはどれもおすすめなのでぜひこの記事を参考に自分に合った骨伝導イヤホンを見つけてくださいね!
イヤホン名から各レビューへ戻れます。
イヤホン | メーカー | モデル | 価格 | カラバリ | サイズ違い | 急速充電 | マルチポイント | 防塵・防水 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OpenRun Pro | SHOKZ | 日常 | 23,880円 | 4種類 | IP55 | |||
OpenRun | SHOKZ | 日常 | 17,880円 | 4種類 | IP67 | |||
OpenMove | SHOKZ | 日常 | 11,880円 | 4種類 | IP55 | |||
OpenComm | SHOKZ | 仕事 | 22,880円 | 1種類 | IP55 | |||
OpenComm UC | SHOKZ | 仕事 | 27,880円 | 1種類 | IP55 | |||
OpenSwim | SHOKZ | 防水 | 22,880円 | 2種類 | IP68 | |||
ATH-CC500BT | オーディオ テクニカ | 日常 | 17,600円 | 2種類 | IPX4 | |||
WB-P1 | AVIOT | 日常 | 15,950円 | 4種類 | IP67 | |||
WB-E1M | AVIOT | 仕事 | 23,870円 | 3種類 | IPX5 | |||
WB-E1 | AVIOT | 日常 | 21,890円 | 3種類 | IPX5 | |||
BCH-BH330 | ゲオ | 日常 | 3,278円 | 3種類 | IPX6 | |||
BCH-N6S | ゲオ | 仕事 | 5,478円 | 1種類 | IPX6 | |||
BCH-X7 | ゲオ | 防水 | 4,378円 | 1種類 | IPX7 | |||
HS2 | Erssimo | 日常 | 約3,300円 | 1種類 | IPX5 |
最後まで読んでいただきありがとうございました。