骨伝導イヤホンのパイオニアSHOKZからハイエンドモデルの骨伝導イヤホンOpenRun Proが発売された。
スペックも最高峰だけど、注目度の高さも最高峰。
発売前に実施したクラウドファンディングでは2億円近く集めてイヤホンとしては驚異的な数値をたたき出した。
今回はそんな大注目のOpenRun Proをレビューしていく。
筆者について
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読んでいただきありがとうございます!ガジェラッシュ管理人のテイクと言います。
骨伝導イヤホンを愛用しており、10種類以上の骨伝導イヤホンを所持している。
骨伝導イヤホンに関する記事を20記事以上書いている自称「日本一骨伝導イヤホンに詳しいサイト」。
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【結論】最高の骨伝導イヤホン
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結論、SHOKZのOpenRun Pro
音質は間違いなく骨伝導イヤホンナンバーワンだし、充電性能とか操作性とかも十分。
予算を気にしないならOpenRun Pro
OpenRun Proの概要
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製品 | OpenRun Pro![]() ![]() | OpenRun![]() ![]() |
---|---|---|
発売日 | 2022年3月1日 | 2022年3月1日 |
定価 | 23,880円 | 17,880円 |
骨伝導技術 | 第9世代 | 第8世代 |
バッテリー 駆動時間 | 10時間 | 8時間 |
急速充電対応 | 5分間の充電で1.5時間使用可能 | 10分間の充電で1.5時間使用可能 |
充電時間 | 1時間 | 1.5時間 |
充電ポート | 磁気誘導 | 磁気誘導 |
Bluetooth バージョン | 5.1 | 5.1 |
マルチペアリング | 可能 | 可能 |
互換コーデック | SBC | SBC |
防水・防塵 | IP55 | IP67 |
コマンドコントロール | 多機能ボタン ボリュームボタン | 多機能ボタン ボリュームボタン |
重量 | 29g | 26g |
EQ機能 | スタンダードモード ボーカルモード | スタンダードモード ボーカルモード |
マイクタイプ | デュアルノイズキャンセリングマイク | デュアルノイズキャンセリングマイク |
カラーバリエーション
カラーバリエーションはブラック、ブルー、ベージュ、ピンクの4種類。
OpenRun ProはOpenRunと比較して、パステルカラーになってる。
カラー | OpenRun Pro | OpenRun |
---|---|---|
ブラック | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ブルー | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ベージュ | ![]() ![]() | |
ピンク | ![]() ![]() | |
グレー | ![]() ![]() | |
レッド | ![]() ![]() |
ミニサイズもある
OpenRun Proにはミニサイズがある。
性能は同じでネックバンドだけ短くなってるから、頭が小さい人にもフィットしやすい。
第9世代骨伝導技術で低音強化
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OpenRun Proには第9世代の骨伝導技術が搭載。
簡単に言うと低音の強化。
2つのCoreCushion(低音増強ユニット)をトランスデューサ内部に配置することで、クリアーな中高音域とともに深みのある低音を実現している。
バッテリー関連スペックの大幅強化
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OpenRun Proはバッテリー関連のスペックが大幅に強化されている。
バッテリー駆動時間は10時間で、OpenRunと比べて2時間も長い。
急速充電の速度も上がっており、5分間で1.5時間使用できるまで充電できる。
SHOKZアプリ対応
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OpenRun ProはSHOKZアプリに対応している。
SHOKZアプリではイコライザーやマルチポイントの変更ができるから便利。
現状SHOKZアプリに対応しているのはOpenRun ProとOpenFitだけ。
OpenRun Proを開封
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OpenRun Proを開封していく。
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箱を開けるとOpenRun Proのケースが入っていて、本体はケースの中にある。
中身をすべて取り出すとこんな感じ。
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- OpenRun Pro本体
- 収納ケース
- 専用充電ケーブル
- ユーザーガイド
- 安全マニュアル
- 製品保証書
OpenRun Proのレビュー
ここからは実際に使ったレビューをしていく。
軽い、とにかく軽い
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OpenRun Proを初めて手にしたときの第一印象は「めっちゃ軽い!」
重さはたったの27g。
あまりにも軽くて細いから強度が心配になるけど、素材はフルチタンで、しなやかだけど丈夫にできてる。
圧迫感が少なくて快適
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重さが軽いことに加えて頭へのホールドが優しいので、長時間使用しても疲れにくい。
チタンだから触ると硬いんだけど、表面はシリコンラバーで覆われているから肌と触れている箇所の不快感もなし。
メガネもいける
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OpenRun Proは細いから、メガネをかけた状態でも干渉することなく装着可能。
音質は骨伝導イヤホン最高峰
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OpenRun Proの音質は骨伝導イヤホン最高峰。
骨伝導イヤホンは音がこもったように聴こえがちなんだけど、SHOKZのイヤホンはむしろクリアーに音が響く。
OpenRun Proで特筆すべきは低音の強化。
バスドラムの音はズンズンと頭に響き、ベースの音もよく聞こえる。
OpenRunと比べて低音が強いから、より音の立体感・深みが生まれているように感じる。
運動中に好きな音楽をいい音で聞く。
これこそがOpenRun Proの価値なんだ。
音漏れはする
大音量で使うと音漏れする。
これはオープンイヤー型イヤホンの宿命。
とはいえOpenRun Pro含めSHOKZの骨伝導イヤホンは他のオープンイヤー型イヤホンと比べると音漏れは小さめ。
操作が非常にシンプル
OpenRun Proにはボタンが3つある。
電源/音量+ボタンと音量-ボタン
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1つ目と2つ目がが充電ポートの隣にある電源/音量+ボタンと音量-ボタン。
- LEDが青く点灯するまで、電源/音量+ボタンを2秒程度押す
- 「SHOKZへようこそ」という音声案内が聞こえる
- LEDが赤く点灯するまで、電源/音量+ボタンを2秒程度押す
- 「終了します」という音声案内が聞こえる
Bluetooth接続も電源/音量+ボタンで行う。
- OpenRun Proの電源をオフの状態にする
- LEDが赤と青に交互に点滅するまで、電源/音量+ボタンを長押しする
- デバイスからOpenRun Pro by Shokzを選択
- 「接続しました」という音声案内が聞こえる
マルチファンクションボタン
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3つ目のボタンが左側の振動子側面についているマルチファンクションボタン。
マルチファンクションボタンでできる主な操作は以下の通り。
機能 | 操作 |
---|---|
音楽の再生/停止 | 1回クリック |
次の曲 | 音楽再生中にダブルクリック |
前の曲 | 音楽再生中にトリプルクリック |
通話の応答 | 1回クリック |
通話の終了 | 1回クリック |
すべて物理ボタンによる操作だから感度が良く、ストレスなく使える。
充電が超速い
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OpenRun Proはスペック上5分間で1.5時間使用できるまで充電できる。
って言われてるけど、気になったから実際に充電時間を測定してみた。
充電を開始して最初の5分で30%程度充電できて、満充電になるまでの時間は30分強。
充電は速いに越したことないのでありがたい。
専用の磁気誘導充電ケーブル
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充電は専用の磁気誘導ケーブルで行う。
磁石でパチッとくっつけるだけ。
専用のシェルケースがありがたい
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専用の収納ケースがついてくるのはOpenRun Proだけ。OpenRunは収納ケースではなく布のポーチがついてくる。
骨伝導イヤホンの弱点がそのままだと持ち運びにくいこと。
いかんせん細いからかばんの中に埋もれてしまうと折れないか不安になるんだけど、OpenRun Proのケースはハードシェルで頑丈だから収納時も安心。
大音量だとくすぐったい
OpenRun Proは低音が強いことがメリットなんだけど、低音に強いということは振動を感じやすいということ。
大音量にすると振動が大きくなってくすぐったいときがある。
体を動かしているときならいいけど、じっとしてる状態で使うと振動が気になる。
価格が高い
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やはり価格が最大のネック。
OpenRun Proの価格は23,880円で、OpenRunの17,880円と比べて6,000円も高い。
これをどうとらえるかだけど、個人的な回答としては、「低音にこだわりがない限りはOpenRunで十分」。
OpenRunも性能は非常に高く、2万円を切る価格で購入できるのでコスパ最強。
【まとめ】価格に見合った価値はある
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OpenRun Proは骨伝導イヤホンの中でナンバーワンの音質と性能。
価格が高いのがデメリットなんだけど、それに見合った価値はあると思う。
とはいえ骨伝導イヤホンは、「耳を塞がない快適さ」を求めている人が多いと思うから、そういった意味ではOpenRunでも十分。
OpenRun Proは「耳を塞がない快適さ」に加えて、「音質」も求める人におすすめ。
他の骨伝導イヤホンも比べたい人は以下の記事を参考にしてほしい。