【音の迫力がすごい】Bose Frames Soprano実機レビュー

運動中に音楽を聴くために、耳を塞がないサングラス型のスピーカー(オーディオサングラス)が注目されています。

周りの音が聴こえることで事故などの危険を回避しやすくなったり、耳が疲れにくかったりというメリットがあり。ここ数年で立て続けにメガネ型のスピーカーが発売されました。

様々な種類があるオーディオサングラスの中で、私が1番おすすめしているのがBose Frames Sopranoボーズ フレームス ソプラノ

Bose Frames  Sopranoとその箱
Bose Frames Soprano

ということで今回はBoseのオーディオサングラスBose Frames Sopranoをレビューします。

本記事を読めば、Bose Frames Sopranoの詳細なスペックだけでなく、リアルな使用感も分かります。

目次

Bose Frames Sopranoの基本情報

Bose Frames Sopranoをつけた女性

Bose Frames Sopranoの基本スペック

製品Bose Frames Soprano
発売日2020年11月5日
定価33,000円
レンズ横幅55mm
ブリッジ幅17mm
テンプル長さ136mm
重さ49.89g
材質フレーム:TR-90ナイロン
レンズ:プレミアムプラスチック
ケース:保護プラスチック
耐水性IPX2
バッテリー持続時間最大5.5時間
バッテリー充電時間最大1時間
充電方法専用充電ケーブル
マイクビームフォーミングマイク
Bluetooth5.1
Bluetooth範囲9m
操作タッチ
ボタン
モーションセンサー
Bose Musicアプリ
公式ホームページBOSE

発売から2年以上経過していますが、Boseの最新オーディオサングラスです。

スペックに関しては、必要十分かと思います。

音響機器メーカーBoseならではのサングラス

正面から見たBose Frames Soprano

いち早くオーディオサングラスを発売したBose

2022年には、AnkerやHUAWEIといった大企業から相次いでオーディオグラスが発売されました。

一方、Boseが最初のオーディオサングラスをリリースしたのが2019年。

Bose Frames Sopranoは2019年に発売されたBose Frames AltoおよびBose Frames Rondoの上位機種という位置づけ。

バッテリーのもち時間など基本的なスペックが向上しているだけでなく、音質の向上や音漏れの抑制といったスペックの数値に表れない性能も進化しています。

音に関してはさすがの性能

Boseは音響機器メーカーだけあって、’音’に関しての性能は非常に高いです。

後述しますが、Bose Frames Sopranoは私が使用してきた7種類のオーディオグラスの中でも

  • 音の迫力が最高
  • 音の遅延が小さい

というメリットがあります。さすがBoseです。

→オーディオグラスおすすめランキングはこちら

Bose Frames Sopranoを開封

Bose Frames Sopranoを開封していきます。

Bose-Frames Sopranoの箱

箱を開けると、Boseの文字が書かれた角ばったメガネケースが登場。

Bose-Frames Sopranoを開封

中身を全部取り出すとこんな感じ。

Bose Frames Sopranoの同梱物
  • サングラス
  • 充電ケーブル
  • キャリングケース
  • クリーニングクロス
  • 説明書など

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Bose Frames Sopranoのレビュー

Bose Frames Sopranoをつけた女性

Bose Frames Sopranoを実際に使って分かった正直なレビューを書いていきます。

スクロールできます
項目点数ひとことレビュー
外観 3.0スポーティでかっこいいけど、テンプルが太い
レンズ 4.5レンズ交換可能
装着感 3.5走ってもズレないけど、少し頭がきつい
音質 5.0音の迫力があっておもしろい
遅延 4.5動画もゲームも気にならない
音漏れ 2.0音漏れはする
操作性 5.0操作は簡単で分かりやすい
アプリ 3.5一部の機能だけ変更可能
バッテリー 4.55.5時間ももてば充分
充電方法 3.0専用の充電ケーブルがいるのは面倒くさい
メガネケース 4.0シンプルで持ち運びやすい
総合評価 4.5オーディオサングラスで1番おススメ!

【外観】スポーティでかっこいいけど、テンプルが太い

Bose Frames Sopranoは運動向けに作られているので、ランニングのときに使いたくなるようなスポーティなデザインになっています。

手に持ったBose Frames Soprano

初期のレンズは黒色の偏光レンズ。外の眩しさをかなり軽減してくれます。

テンプル部分の最大幅は2cm程度でかなり太いです。

Bose Frames Sopranoのテンプル幅

実際にサングラスをかけている写真を見れば、その太さは一目瞭然。

Bose Frames Sopranoを装着

このテンプルの形が苦手な人もいると思うので、☆3.0です。

細いテンプルのオーディオサングラスがいい!という人はAnkerのオーディオサングラスSoundcore Frames Landmarkがおすすめ。

テンプルの幅は1cm程度なので、Boseの半分くらいです。

→Anker Soundcore Framesのレビューはこちら

【レンズ】レンズ交換可能

レンズは交換可能で、ミラードローズゴールドパープルフェードの2種類が用意されているので、自分の好みにカスタマイズ可能です。

力を込めて、レンズの端をグッと押すと簡単に外せます。

Bose Frames Sopranoは度付きレンズにも交換可能です。

全国のJINS店舗で公式にレンズ交換に対応しています。

【装着感】走ってもズレないけど、少し頭がきつい

装着感を左右するのが、鼻パッドテンプルのホールド

Bose Frames Sopranoの鼻パッドは独立タイプではなく、フレーム一体型となっています。

鼻パッドは低めですが、テンプルのホールドが強めなので、走ってもズレ落ちるということはありませんでした。

ただしホールドが強い分、長時間使用しているとこめかみあたりが痛くなってきます。

重量は50gです。

一般的なメガネが30g程度なので、それと比べると重いですが、装着してみると思ったほど重いとは感じません。

【音質】音の迫力があっておもしろい

個人的に感動したのが、音の立体感

コンサート会場にいるのかと思うほど臨場感あふれる音の設計になっており、音に包まれます。

ライブ会場にいるような臨場感

テンプルの上側と下側に音の出口が配置されているため、音が立体的に聞こえるわけです。

テンプル上側のスピーカー
テンプル上側のスピーカー
テンプル下側のスピーカー
テンプル下側のスピーカー

音の迫力重視の私個人的には大満足です。

【遅延】動画もゲームも気にならない

後ろから見たBose Frames Soprano

Bluetoothのバージョンは5.1でひとつ前ですが、最新の5.2と5.1はほとんど変わらないので問題なし。

音の遅延に影響するコーデックは公開されていないので不明ですが、実際に使ってみると、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoをiphoneで見る分にはまったく音の遅延は感じませんでした。

また、ゲームに関しては普通にプレイする分には遅延を感じませんでした

意識してよく聞くと音漏れしているような気はしますが、その程度のレベル。

他のオーディオグラスは、ゲーム中に違和感を感じるほど音が遅延するので、この点Bose Frames Sopranoは優秀だと思います。

【音漏れ】音漏れはする

斜めから見たBose Frames Soprano

音漏れはします。

オープンイヤー型である以上、完全に音漏れしないオーディオグラスはありません。

サングラスなので基本的に外で使うことが多くなると思いますが、道路や公園など環境音がある場所で使う分には、音漏れを気にする必要はないです。

静かな場所で、音量を中くらいにして音楽を聴くと3~5mくらいの範囲でシャカシャカ音が鳴っているのは分かります。

【操作性】操作は簡単で分かりやすい

Bose Frames Sopranoのボタン

Bose Frames Sopranoの操作は、右テンプル下の物理ボタンと右テンプル側面のタッチセンサーで行います。

ボタン操作は以下の通り。

操作機能
ボタンを長押し電源オン/オフ
ボタンを1回押す再生/一時停止
ボタンを続けて2回押すトラック送り
ボタンを続けて3回押すトラック戻し

タッチセンサーでできる操作は音量調整と音声アシスタントの起動です。

操作機能
タッチセンサーを前方にスワイプ音量アップ
タッチセンサーを後方にスワイプ音量ダウン
タッチセンサーを続けて2回タップ音声アシスタント起動

ボタンもタッチセンサーもよく反応するので、ストレスフリーで使うことができます。

また、操作は直感的に分かるように機能が割り当てられているので、初めのうちも難なく使うことができました。

【アプリ】一部の機能だけ変更可能

Boseの専用アプリBose Musicに対応しています。

本アプリでは、Bose Frames Sopranoの一部の機能だけ変更可能です。

変更可能なのは

  • モーション検出
  • 裏返して置いたときに自動でオフになる機能
  • 音声ガイド

のみ。

前述したボタン操作やタッチセンサーの機能の割り当てはできません。

【バッテリー】5.5時間ももてば充分

正面から見たBose Frames Soprano
バッテリー持続時間最大5.5時間
バッテリー充電時間最大1時間
バッテリー関連のスペック

バッテリーの持続時間は最大5.5時間です。

1日中サングラスをかけたままで、1日中音楽を聴いていることはそうそうなく、5.5時間もバッテリーがもてば充分。

初心者のフルマラソンのタイムが5~6時間程度なので、だいたいフルマラソンを完走してちょうど充電がなくなるくらいのイメージです(笑)

【充電方法】専用の充電ケーブルがいるのは面倒くさい

Bose Frames Sopranoを充電するためには専用の充電ケーブルが必要。

Bose Frames Sopranoの充電ケーブル

右テンプルの内側にある端子と接続することで、充電が開始されます。

充電ケーブルをBose Frames Sopranoに接続

端子には磁石がついており、バチッとくっつきます。

Bose Frames Sopranoを充電

満充電までの時間は1時間程度と早く、ケーブルをくっつけるだけなので簡単です。

ただ、専用の充電ケーブルが必要なのは若干デメリットかと。

余計なケーブルが増えるのは嬉しくないですね。

公式ではないですが、専用の充電ケーブル単体も販売されているので、なくしても安心です。

【メガネケース】シンプルで持ち運びやすい

付属のメガネケースはシンプルなデザイン。

Bose Frames Sopranoのケース

重さも80gと軽めなので持ち運びやすいです。

ケースの中には、ぴったりとサングラスが納まります。

Bose Frames Sopranoのケースを開く
ケースの中のBose Frames Soprano

ちなみにBose Frames SopranoをJINSのメガネケースに入れてみましたが、サングラスが大きく閉まりませんでした(笑)

JINSのケースにおさまらないBose Frames Soprano

ケース自体に充電機能はありませんが、デザインが良いので気に入っています。

【総合評価】音質にこだわりたい人におすすめ

箱の上のBose Frames Soprano

様々な観点からBose Frames Sopranoを見てきましたが、総合評価は☆4.5

他のオーディオサングラスと比べても十分すぎるスペックであることに加え、音の迫力があるので使っていて楽しいです。

残りの0.5は、テンプルが太いので見た目の好みが分かれるから。

音質はオーディオグラスの中でも最上位なので見た目が気にならなければありだと思います。

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→Boseのオーディオサングラス比較はこちら

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