ランニング用のイヤホンとして骨伝導イヤホンが人気の中、2023年2月にSony(ソニー)から”骨伝導じゃない”新しいオープンイヤー型イヤホンFloat Runが発売されて話題になった。
とはいえFloat Runは2万円近くするから正直手を出しづらい。
そんな中あのSoundPeats(サウンドピーツ)らFloat Runの半額以下で買えるコスパ抜群のオープンイヤー型イヤホンRunFreeが発売されたからレビューしていく。
本記事はSoundPeats様よりサンプル提供頂いております。SoundPeats様ありがとうございます。
【結論】コスパ良すぎ

結論から言うと、RunFreeはコスパ良すぎなオープンイヤー型イヤホン。
同じような用途で使うSony(ソニー)のFloat RunやShokz(ショックス)のOpenRunと比べて、半分以下の価格なのに性能は匹敵しているからこれをコスパと呼ばずに何という。
RunFreeの概要
イヤホン | RunFree![]() | Float Run![]() | OpenRun![]() |
---|---|---|---|
メーカー | サウンドピーツ SoundPeats | ソニー Sony | ショックス Shokz |
種類 | 空気伝導 | 空気伝導 | 骨伝導 |
定価 | 6,680円 | 18,700円 | 17,880円 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 | 5.1 |
対応プロファイル | A2DP AVCTP AVDTP AVRCP HFP HID | A2DP AVRCP HSP HFP | A2DP AVRCP HSP HFP |
対応コーデック | AAC,SBC | AAC,SBC | SBC |
通信範囲 | 10m | 10m | 10m |
バッテリー容量 | 140mAh | ー | 160mAh |
再生時間 | 14時間 | 10時間 | 8時間 |
充電時間 | 1.6時間 | 3時間 | 1.5時間 |
充電ポート | USBタイプC | USBタイプC | 磁気誘導 |
重さ | 28g | 33g | 26g |
防塵・防水性 | IPX4 | IPX4 | IP67 |
SoundPeatsはコスパ抜群のイヤホンブランド
SoundPeatsはイヤホン一筋のオーディオブランド。
とにかくコスパがいいのが特徴で、ハイエンドモデルでも1万円以下という驚きの安さ。
ちなみに私が初めてのバイト代で買ったイヤホンがSoundPeatsで、当時から安いのに音質が良くて2年以上使っていた。
流行りのオープンイヤー型イヤホン

そんなSoundPeatsから2023年4月に同社初のオープンイヤー型イヤホンRunFreeが発売された。
このイヤホンは骨伝導ではなく、耳の前に浮いているスピーカーから耳に音が届く空気伝導タイプ。
低音重視のサウンド


RunFreeは16.2mmダイナミックドライバーを搭載し、高磁力と高い安定性によりクリアな高音と豊かな低音を実現。
またSoundPeatsの新技術「ラムダ型音響空間」という特殊設計を採用。
音の伝播経路を調整することで迫力と量感のある低音再生を実現しているらしい。
RunFreeの発売日・価格
RunFreeの発売日は2023年4月22日。
価格は6,680円でSonyのFloat RunやShokzのOpenRunの半額以下。
RunFreeを開封
パッケージは黒色かつシンプルで洗練された印象を与えます。
中身を全部取り出すとこんな感じ。
- イヤホン
- USBタイプCケーブル
- 取扱説明書
- アプリマニュアル
取扱説明書とアプリマニュアルは日本語対応なので安心。
RunFreeのレビュー
ここからは実際に使ってみたレビューをしていく。
スタイリッシュで普段使いできる

ワイヤー部分も細くて目立ちにくい。
ランニングだけでなく会社やカフェで使っていても違和感なさそう。
肌触りが優しい

初めてRunFreeを手に取って感じたのが「肌触りが優しい」。
液体シリコンという素材を使っており、ラバーっぽい見た目なのに触ると滑らかで、装着しても不快な感じはまったくない。
価格の割に音質がいい

RunFreeは1万円以下で手に入るわけだけど、RunFreeの音質はかなりいい。
特にこれだけ安くて低音がガンガン出るタイプのオープンイヤー型イヤホンは珍しい。
価格が倍以上するSonyのFloat Runと比較しても、低音はRunFreeの方が出る。
ロックやEDMを迫力ある音で聞きたいならRunFreeがいいかも。
アプリが優秀
個人的に感動したのがSoundPeatsのアプリ。
初めてSoundPeatsのアプリをインストールしたんだけど、音質を細かく調整できるから驚いた。




オープンイヤー型イヤホンでこういった音のカスタムに対応しているものは少ない。
1万円以下という安さで音質を調整できる贅沢なアプリがついているのは非常にメリット。
上の表を見てもRunFreeのコスパの良さが際立つ。
マルチポイント接続できる

RunFreeは便利なマルチポイント対応。
マルチポイントとは2台のデバイスを同時にBluetoothに接続できる機能。
マルチポイントを使ってパソコンとスマホに同時に接続すれば、パソコンの通話とスマホの通話でいちいち接続を切り替える必要がないので便利。
ランニングだけでなくテレワークでも使える。
単体で14時間再生

RunFreeはイヤホン単体でも14時間再生可能。
これは他のイヤホンよりも長めで充電する回数が減るので嬉しい。
ケースがないから持ち運びに困る

RunFreeには付属のケースや持ち運び用の袋がついてこない。
なので最初は持ち運ぶときにそのままカバンに突っ込んでいたんだけど、取り出すときに他のものに引っ掛かって手間取った。
なるべくカバンの上の方にしまったり自分でケースや袋を用意したりするなど工夫が必要。
最近SoundPeatsから別売りの専用ケースが出たから、持ち運び多めな人にはおすすめ。
頭への固定がゆるい

RunFreeはFloat RunやOpenRunと比べて頭への固定が少しゆるめ。
そのため激しく動くと多少イヤホンが動く。
ただこれは単純なデメリットでもなくて、頭への圧迫が少ないともいえるから、家で使う場合はむしろ快適に感じる場合もある。
ウォーキングや軽いランニング程度でも問題ない。
左右独立のGoFree 2登場

SoundPeatsから左右独立のオープンイヤーイヤホンGoFree2が登場。
RunFreeのネックバンドがなくなりコンパクトになったから普段使いしやすくなった。
【まとめ】相変わらずコスパの鬼

SoundPeats製品はコスパが良すぎることで定評があるけど、RunFreeも例に漏れずコスパ最強。
個人的にはSonyのFloat Runよりおすすめ。
当サイトではおすすめのオープンイヤーイヤホンも数多く解説しているから要チェック。
では、バイぜ。