最近耳を塞がないオープンイヤー型イヤホンが注目されています。
オープンイヤー型イヤホンは骨伝導が中心でしたが、2023年2月にSONYから”骨伝導じゃない”新しいオープンイヤー型イヤホンFloat Runが発売されて話題になりました。
ですがFloat Runは2万円近くもするので、正直なかなか手が出しづらいというデメリットがあります。
そんな中SoundPeatsからコスパ抜群のオープンイヤー型イヤホンが発売されました。
それがRunFreeです!

そこでこの記事ではRunFreeを徹底レビューします。
実際に使ってみて分かった良い点・気になる点も含めてレビューするので、この記事を読めばRunFreeのすべてが分かります。
\7月8日まで期間限定!/
本記事はSoundPeats様よりサンプル提供頂いております。SoundPeats様ありがとうございます。
SOUNDPEATS RunFreeの特徴
SoundPeatsはコスパ抜群のイヤホンブランド
SoundPeatsはイヤホン一筋のオーディオブランド。
とにかくコスパが良いのが特徴で、ハイエンドモデルでも1万円以下という驚きの安さです。
ちなみに私が初めてのバイト代で買ったイヤホンがSoundPeatsでした。
当時から安いのに音質が良くて2年以上使っていました。
RunFreeは流行りのオープンイヤー型イヤホン

そんなSoundPeatsから2023年4月に同社初のオープンイヤー型イヤホンRunFreeが発売されました。
このイヤホンは骨伝導ではありません。
耳の前に浮いているスピーカーから耳に音が届くタイプです。
RunFreeは低音重視のサウンド
RunFreeは16.2mmダイナミックドライバーを搭載。
その高磁力と高い安定性によりクリアな高音と豊かな低音を実現しています。

またSoundPeatsの新技術「ラムダ型音響空間」という特殊設計を採用。
音の伝播経路を調整することで迫力と量感のある低音再生を実現しているようです。

SOUNDPEATS RunFreeのスペック

SONYのFloat RunおよびShokzのOpenRunと主要なスペックを比較します。
イヤホン | RunFree![]() | Float Run![]() | OpenRun![]() |
---|---|---|---|
メーカー | SoundPeats | SONY | Shokz |
種類 | 骨伝導じゃない | 骨伝導じゃない | 骨伝導 |
定価 | 6,680円 | 18,700円 | 17,880円 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 | 5.1 |
対応 プロファイル | A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID | A2DP,AVRCP,HSP,HFP | A2DP,AVRCP,HSP,HFP |
対応 コーデック | AAC,SBC | AAC,SBC | SBC |
通信範囲 | 10m | 10m | 10m |
バッテリー容量 | 140mAh | ー | 160mAh |
再生時間 | 14時間 | 10時間 | 8時間 |
充電時間 | 1.6時間 | 3時間 | 1.5時間 |
充電ポート | USBタイプC | USBタイプC | 磁気誘導 |
重さ | 28g | 33g | 26g |
防塵・防水性 | IPX4 | IPX4 | IP67 |
RunFreeの価格はFloat RunやOpenRunの1/3程度しかないのに、スペックに関してはまったく劣っていません。
特に再生時間に関しては3つの中で最も長いです。
ただ使用感に関しては実際に使ってみないと分からない点も多いので、次からは実際の製品のレビューをしていきます。
SOUNDPEATS RunFreeを開封
パッケージは黒色かつシンプルで洗練された印象を与えます。

中身を全部取り出すとこんな感じ。

- イヤホン
- USBタイプCケーブル
- 取扱説明書
- アプリマニュアル
取扱説明書とアプリマニュアルは日本語対応なので安心。

SOUNDPEATS RunFreeの良かった点
【外観】スタイリッシュで普段使いもしやすそう
RunFreeを装着するとこんな感じ。

ワイヤー部分も細くて目立ちにくいです。

ランニングだけでなく会社やカフェで使っていても違和感なさそうです。
【肌ざわり】優しくて快適
初めてRunFreeを手に取って感じたのが「肌触りが優しい」でした。

液体シリコンという素材を使っているので、ラバーっぽい見た目なのに触ると滑らかで、装着しても不快な感じはまったくありません。
【音質】この価格帯のオープンイヤー型イヤホンではかなり良い
RunFreeは1万円以下で手に入ります。
この価格帯のオープンイヤー型イヤホンは音質が良くないことが多いのですが、RunFreeの音質はかなり良い方です。
特にこれだけ安くて低音がガンガン出るタイプのオープンイヤー型イヤホンは珍しいと思います。

価格が3倍以上するSONYのFloat Runと比較しても低音はRunFreeの方が出ます。
ロックやEDMを迫力ある音で聞きたいならRunFreeが向いています。
【アプリ】音質を細かく調整可能で感動
個人的に感動したのがSoundPeatsのアプリ。
初めてSoundPeatsのアプリをインストールしたのですが、音質を細かく調整できるので驚きました。




オープンイヤー型イヤホンでこういった音のカスタムに対応しているものは少ないんですよね。
1万円以下という安さで音質を調整できる贅沢なアプリがついているのは非常にメリットだと思います。
イヤホン | 音質のカスタマイズ |
---|---|
SoundPeats RunFree | 自由にカスタム可能 |
SONY Float Run | カスタム不可 |
Shokz OpenRun | 2種類だけ変更可能 |
上の表を見てもRunFreeのコスパの良さが分かります。
【マルチポイント】対応しているから色々な使い方ができる

RunFreeは便利なマルチポイント対応です。
マルチポイントとは2台のデバイスを同時にBluetoothに接続できる機能。
マルチポイントを使ってパソコンとスマホに同時に接続すれば、パソコンの通話とスマホの通話でいちいち接続を切り替える必要がないので便利です。
ランニングだけでなくテレワークでも使えます。
【再生時間】14時間もつのは嬉しい
RunFreeはイヤホン単体でも14時間再生可能です。
これは他のイヤホンよりも長めで充電する回数が減るので嬉しいです。
充電ポートは右耳側についています。

充電はUSBタイプCで行います。

【コスパ】抜群!
RunFreeはSONYやShokzのイヤホンにまったく引けを取らないのに価格は1/3程度とコスパ抜群です。
1万円以下でオープンイヤー型イヤホンを探しているならかなりおすすめです。
SOUNDPEATS RunFreeの気になる点
実際にRunFreeを使ってみて気になった点が2点だけありました。
ケースがないから持ち運びに困る

RunFreeには付属のケースや持ち運び用の袋がありません。
なので最初は持ち運ぶときにそのままカバンに突っ込んでいたのですが、取り出すときに他のものに引っ掛かって手間取りました。
なるべくカバンの上の方にしまったり自分でケースや袋を用意したりするなど工夫が必要です。
頭への固定がゆるめ

RunFreeはFloat RunやOpenRun比べて頭への固定が少しゆるめです。
そのため激しく動くと多少イヤホンが動きます。
ただこれは単純なデメリットでもないです。
頭への圧迫が少ないともいえるので、家で使う場合はむしろ快適に感じる場合もあります。
ハードな運動中での使用を想定している場合はイヤホンのズレが気になるかもしれません。
ウォーキングや軽いランニング程度では問題ないです。
SOUNDPEATS RunFreeはこんな人におすすめ

- 予算1万円以下でコスパの良いイヤホンを探している人
- 耳が疲れにくいイヤホンを使いたい人
- 低音が良く出るオープンイヤー型イヤホンを使いたい人
【まとめ】RunFreeはコスパ抜群!

本記事は「【コスパ最強】SOUNDPEATS RunFree実機レビュー|オープンイヤー型イヤホン」について書きました。
正直なところ1万円以下のオープンイヤー型イヤホンで
- 低音がよく出る
- アプリで音質をカスタム可能
- マルチポイント対応
といった機能があるのは驚きました。
本当にコスパの良いオープンイヤー型イヤホンだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。