最近左右独立のオープンイヤー型イヤホンが人気だけど、価格が高いから手を出しにくい人も多いと思う。
かと言って安すぎても不安。
そんな中、安いのに音質もいいオープンイヤー型イヤホンがあったから紹介したい。
本記事はTRUEFREE様よりサンプル提供頂いております。TRUEFREE様ありがとうございます。
【結論】初めてのオープンイヤー型イヤホンにおすすめ
結論から言うと、TRUEFREE O1は初めてのオープンイヤー型イヤホンにおすすめ。
理由は最安レベルなのに、性能十分でコスパがいいから。
オープンイヤー型イヤホンが最近人気だから、興味ある人も多いと思うけど、SHOKZとかANKERとかのオープンイヤー型イヤホンは2万円超えてくるから高すぎる。
一方でTRUEFREE O1は驚異の5,000円程度。
実際に使ってみて、音質も操作性も十分あるから、オープンイヤー型イヤホンを試してみたいっていう人にはTRUEFREE O1がおすすめ。
TRUEFREE O1の概要
イヤホン | TRUEFREE O1 |
---|---|
発売日 | 2023/6/23 |
価格 | 5,380円 |
カラバリ | ブラック |
形状 | オープンイヤー 耳掛け型 |
ドライバー | 16.2mmダイナミック |
サイズ | 54×40×21mm |
重さ | 約5g (イヤホン) |
約90g (ケース) | |
防水規格 | IPX4 |
Bluetooth | 5.3 |
ハイレゾ | なし |
ノイキャン | なし |
マルチポイント | あり |
プロファイル | 記載なし |
コーデック | AAC,SBC |
最大再生時間 | 約11時間 (イヤホン単体) |
約38時間 (充電ケース併用) | |
充電時間 | 約2時間 |
充電ポート | USB-C |
ワイヤレス充電 | なし |
TRUEFREE O1の発売日
TRUEFREE O1は2023年6月23日からamazonで取り扱い開始している。
TRUEFREE O1の価格
TRUEFREE O1の価格はセールなどで上下するけど、5,000円前後。
有名どころのオープンイヤー型イヤホンと比べても、格段に安い。
ブランド/製品 | 価格 |
---|---|
TRUEFREE O1 | 5,380円 |
SOUNDPEATS GoFree2 | 7,880円 |
ANKER AeroFit | 16,990円 |
JVCケンウッド Victor HA-NP50T | 19,800円 |
ANKER AeroFit Pro | 22,990円 |
Oladance OWS 2 | 23,880円 |
SHOKZ OpenFit | 24,880円 |
空気伝導のオープンイヤー型イヤホン
オープンイヤー型イヤホンは主に骨伝導と空気伝導に分けられるんだけど、TRUEFREE O1は空気伝導。
空気伝導は、骨伝導みたいな肌への密着感はないし、左右独立型のものがほとんどだから、より快適に、より気軽にオープンイヤー型イヤホンを使いたい人におすすめなんだ。
16.2mmダイナミックドライバー
一般的に、イヤホンに搭載されるドライバーは大口径のものほど低音に強いと言われてる。
TRUEFREE O1は16.2mmダイナミックドライバーが搭載されていて、これはANKERのAeroFit Pro(22,990円)の16.2mmとかSHOKZのOpenFit(24,880円)の18×11mmのドライバーサイズに匹敵する。
まあ音質はドライバー以外の要素もあるから、単純に同じ音質ってわけではないんだけど、ドライバーサイズが大きいということは音質に期待できるということなんだ。
低音補強アルゴリズム
16.2mmダイナミックドライバーに加えて、低音補強アルゴリズムを採用。
低音のパフォーマンスを引き立て、迫力溢れる重低音を実現して、まるでライブ会場にいるかのような音の響きを味わえる。
最大45時間再生
1回のフル充電で最大10時間再生可能。
さらに充電ケースを併用すれば、最大45時間も再生できる。
Bluetooth5.3
Bluetoothは最新の5.3。
Bluetooth5.1や5.2と比べて、消費電力を抑え、より安定かつ低遅延の通信が可能。
USB-C急速充電
充電ケースの背面にUSB-Cポートがついている。
急速充電にも対応していて、約2時間でフル充電できる。
TRUEFREEはどこの国のブランド?
TRUEFREEは中国のブランド。
コスパのいいワイヤレスイヤホンでおなじみのSOUNDPEATS(サウンドピーツ)の姉妹ブランドみたい。
TRUEFREEの他イヤホンとの違い
イヤホン | O1 | F2 | T3 |
---|---|---|---|
発売日 | 2023/6/23 | 2024/1/22 | 2023/6/2 |
価格 | 5,280円 | 4,580円 | 3,980円 |
カラバリ | ブラック | オレンジ | オレンジ |
形状 | オープンイヤー 耳掛け型 | オープンイヤー ネックバンド型 | インナーイヤー スティック型 |
ノイキャン | なし | なし | なし |
マルチポイント | あり | あり | なし |
再生時間※ | 35時間 | 15時間 | 28時間 |
充電ケース | あり | なし | あり |
防水性 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
TRUEFREEのイヤホンは5,000円前後でどれも激安。
TRUEFREE O1はF2とT3のいいとこどりのイヤホンと言える。
TRUEFREE O1のレビュー
ここからは実際に使ってみたレビューをしていく。
軽くて快適な装着感
TRUEFREE O1は軽い。重さは片耳10gしかない。
だから長時間つけていても疲れにくいし、ワイヤレスイヤホンをしているという感覚が薄くて自然。
ただ耳にフィットしているというよりは、耳に引っ掛けているという印象で、走ったり、ジャンプしたりするとズレる。
だから運動に使うよりは、自宅やカフェ、図書館でBGMとして音楽を楽しむのがおすすめ。
この安さでこの音質はすごい
肝心の音質なんだけど、けっこういい。
16.2mmのダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムで低音から高音までバランスよく聞こえる。
また空気伝導のオープンイヤー型イヤホンの醍醐味である、ライブ会場のような迫力・臨場感はしっかりと感じることができた。
SHOKZとか2万円超えのオープンイヤー型イヤホンと比べると、低音とかクリアーさとかは落ちるけど、音質をそこまで重視してなくて、オープンイヤー型イヤホンの快適さとか、音の臨場感が体験できればいいならこれで十分だ。
音の遅延ほとんどなし
個人的に良かったのが、音の遅延がほとんどないこと。
私はiPhone13 Proを使ってるんだけど、YouTubeのライブ映像はもちろんスマホゲームも遅延は気にならなかった。
低遅延ゲームモード
低遅延ゲームモードという機能もあって、これを使うことでさらに遅延を減らすことが可能。
実際に使ってみたんだけど、通常モードではあまり感じなかった遅延に気づくほど、さらに遅延がなくなった。
高いワイヤレスイヤホンでも遅延が気になることがあるから、これはかなりポイント高い。
音漏れはあるけど許容範囲
音漏れはする。
というか音漏れしないオープンイヤー型イヤホンはないから、これは仕方ない。
外とか電車とかならまず聞こえないけど、静かなカフェとか図書館で、中音量くらいで使うと隣の人にはうっすら聞こえると思う。
とはいえ許容範囲だから問題ない。
操作性も十分
対応している操作は以下の通り。
電源オン | 自動:イヤホンを充電ケースから取り出す 手動:タッチパネルを1.5秒長押し |
電源オフ | 自動:イヤホンを充電ケースに戻す 手動:タッチパネルを10秒長押し |
再生/一時停止 | タッチパネルを素早く2回タップ |
音量アップ | 右側イヤホンのタッチパネルを1回タップ |
音量ダウン | 左側イヤホンのタッチパネルを1回タップ |
次の曲 | 右側イヤホンのタッチパネルを1.5秒長押し |
前の曲 | 左側イヤホンのタッチパネルを1.5秒長押し |
電話を受ける/切る | タッチパネルを素早く2回タップ |
着信拒否 | タッチパネルを1.5秒長押し |
通話切替 | タッチパネルを1.5秒長押し |
音声アシスタント起動 | 右側イヤホンのタッチパネルをトリプルタップ |
ゲームモード切替 | 左側イヤホンのタッチパネルをトリプルタップ |
5,000円のイヤホンでこれだけの操作に対応していれば十分すぎる。
よく使うのは音量のアップ/ダウン、次/前の曲。
肝心のタッチパネルの反応だけど、いい感じ。
しっかり反応するから、ストレスに感じることはないかな。
充電ケースがでかい
TRUEFREE O1は総じて良かったんだけど、充電ケースが大きいのが残念な点。
そもそもオープンイヤー型イヤホンは形状の都合で、充電ケースは一般的なワイヤレスイヤホンと比べて大きくなる傾向があるんだけど、それにしてもTRUEFREE O1の充電ケースはでかい。
ズボンのポケットに入れると明らかにボコってするし、見た目がスタイリッシュじゃないかな。
とはいえ、ワイヤレスイヤホンの主役は充電ケースじゃなくて、ワイヤレスイヤホン本体。
本体の性能は、5,000円という価格を考えると抜群にいいと思うから、総じておすすめ。
SHOKZ OpenFit・ANKER AeroFitと比較
TRUEFREE O1と同じ耳掛けオープンイヤー型イヤホンであるSHOKZのOpenFitとANKERのAeroFitと比較する。
イヤホン | TRUEFREE O1 | OpenFit | AeroFit |
---|---|---|---|
ブランド | TREFREE (トゥルーフリー) | SHOKZ (ショックス) | ANKER (アンカー) |
発売日 | 2023/6/23 | 2023/7/6 | 2023/11/15 |
価格 | 5,280円 | 24,880円 | 16,990円 |
カラバリ | ブラック | ブラック ベージュ | ブラック ホワイト グレイッシュブルー ピンク |
フィット感 | 3.0/5.0 | 4.5/5.0 | 3.5/5.0 |
音質 | 3.5/5.0 | 4.5/5.0 | 4.0/5.0 |
ノイキャン | なし | なし | なし |
マルチポイント | あり | あり | あり |
再生時間※ | 35時間 | 28時間 | 42時間 |
ワイヤレス充電 | なし | なし | なし |
防塵・防水性 | IPX4 | IP54 | IPX7 |
SHOKZ OpenFit
オープンイヤー型イヤホンを語るうえで絶対に外せないのがSHOKZのOpenFit。
24,880円とオープンイヤー型イヤホンの中でも価格が高めだけど、フィット感と音質はダントツでいい。
特にフィット感に関しては群を抜いていて、「めちゃくちゃ軽い」&「動いてもズレない」から付けているのを忘れる。
音質もコンパクトな割にパワフルで低音もちゃんと出る。
だから予算があるならOpenFitを選んでほしいんだけど、「イヤホンに2万円も出せるか!」とか「オープンイヤー型イヤホンを試してみたいだけ」と言うならTRUEFREE O1で十分。
ANKER AeroFit
人気のANKERからもオープンイヤー型イヤホンAeroFitが出ている。
ANKERらしくカラーバリエーションが豊富だったり、便利で評価の高いSoundCoreアプリに対応していたりと、使い勝手がいいオープンイヤー型イヤホンになっている。
またAeroFitはIPX7の防水性能になっており、多少であれば水中にに落としても壊れないことが保証されている。(水泳などは無理)
イヤホン | TRUEFREE O1 | AeroFit |
---|---|---|
防水規格 | IPX4 | IPX7 |
防水性 | いかなる方向からの水の飛沫でも有害な影響を受けない | 規定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない。 |
AeroFit Proという上位機種もあって、こちらは着脱式ネックバンドがついて使い勝手がさらに向上した。音質も若干上がっている。
その他のオープンイヤー型イヤホン
その他のオープンイヤー型イヤホンについては以下の記事で詳しく解説しているから参考にしてほしい。
TRUEFREE O1の口コミ・評判
TRUEFREE O1の評判と口コミをamazonのレビューでチェックしていく。
amazonの☆は250件以上の評価で4.1/5で、☆5の割合は45%。
以下に気になった口コミをいくつかピックアップした。
☆5 コスパ最高
音質もバッテリー持ちもかなりいいアプリとマルチポイントも対応でこの値段は正直ビックリつけ心地も軽く柔らかく着けてるのを本当に忘れる事があるくらい。
☆4 家で使うにはかなりよき
このタイプだと仕方ないが低音域は弱め。
イコライザーも個人的には低音域はあまり変化は感じない。
ただ中音域が聞き取りやすく、耳も塞がないので家で動画を見るなどの用途では家族の声も聞こえ、外にもあまりもれないのでかなりありだと感じる。
☆4 散歩でradikoに最適
散歩でラジオを聞くのにオープンイヤータイプを使ってみたくて購入。
耳掛け型で軽量なので頭を振ったり走ったりしてもずれたり外れたりしない装着感。
ラジオや通話に問題ない音質なので外音も聞きながら使用する用途には最適です。
☆4 意外と低音が
意外と低音が良かったです。
もちろん、カナルタイプとは比べられませんが。
ただ、ケースが大き過ぎて使いづらく感じます。
☆2 フィット感が悪い
自分の耳は普通サイズですが、フィット感が悪く、常に軽い音が流れました。
イヤホンを耳に押し当てると、多少音質は改善されるので、耳からスピーカー部分が離れすぎているのだと考えられます。
このタイプのイヤホンはどれも音漏れは酷いですが、特にこのイヤホンの音漏れはひどいです。50cmくらい離れていてもボーカルが聞こえる程度には音が漏れます。
ケースも大きいので基本的には家での使用が前提になるイヤホンだと思います。
肯定的な意見が多い中、フィット感が悪いという口コミがあった。
たしかにSHOKZのOpenFitとか価格が高めのものと比べるとフィット感は良くないけど、価格相応かなという感じ。
自宅で使う分なら問題ない。
【まとめ】安いのに音質がいいオープンイヤー型イヤホン
TRUEFREE O1は有名どころのオープンイヤー型イヤホンと比べてかなり安くて、5,000円程度で買える。
1週間くらい使ってみたけど、致命的な悪い点もない。
むしろ音質がいいし、音の遅延がほとんどなかったから感動した。
「オープンイヤー型イヤホン、興味あるんだけど、1万円も出すほどではないよな~」って思ってる人、けっこういると思うんだけど、そんな人にはTRUEFREE O1はかなりおすすめだ。
では、バイぜ。