オープンイヤーイヤホンの一つのかたちである「イヤーカフ型」。
HUAWEI(ファーウェイ)のFreeClip(フリークリップ)から始まり、BOSE(ボーズ)、JVC(ジェーブイシー)など大手が続々と参入してきている中で、我らの味方EarFunからイヤーカフ型の第二世代が早くも登場。
この記事ではコスパ抜群のEarFun Clip 2を詳しくレビューしていく。
本記事はEarFun様よりサンプル提供頂いております。EarFun様ありがとうございます。
イヤーカフ型イヤホンとの出会い

EarFun Clip 2のようなイヤーカフ型のイヤホンに初めて出会ったのは2023年の冬。HUAWEIから発売されたFreeClipという製品。今までになかった形状で、アクセサリーのようなイヤホンに衝撃を受けたのを覚えている。
それから色々なイヤーカフ型イヤホンを試して今はBOSEのUltra Open EarBudsに落ち着いた。(結局私はBOSEの音が好きなのだ。)
とはいえ、HUAWEIもBOSEも2万円以上するし値段が高い。
「イヤーカフ型イヤホン、最近流行ってるみたいだし試してみたいけど、2万円もするならAirPods買うわ」という層は必ずいるわけで、そんな時に頼りになるのがEarFunのような「コスパ追求イヤホンメーカー」。
EarFunのためにコスパという言葉があり、コスパという言葉はEarFunのために生まれた。
そして、EarFunから今回発売されたのがEarFun Clip 2。価格は9,990円で絶対に1万円を超えないという強い意志を感じる。
「2万円するならAirPods買うけど、1万円切ってくるならイヤーカフ型イヤホン試してみよっかな、セール中ならさらに安いし。」という層を根こそぎ掻っ攫う作戦だ。
EarFun Clip 2のスペック

実機レビューの前にEarFun Clip 2のスペックを確認しよう。参考に前作EarFun Clipも載せている。
| 製品 | EarFun Clip 2![]() | EarFun Clip![]() |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026/4/3 | 2025/7/4 |
| 価格 | 9,990円 | 7,990円 |
| ドライバー | チタン製12mmダイナミックドライバー | 10.8mmカーボンファイバードーム振動板ドライバー |
| Bluetooth | 6.0 | 6.0 |
| ハイレゾ認証 | LDAC | LDAC |
| 再生時間 | LDACオフ イヤホン単体11時間 ケース込み40時間 LDACオン イヤホン単体6時間 ケース込み22時間 | LDACオフ イヤホン単体10時間 ケース込み40時間 LDACオン イヤホン単体5.5時間 ケース込み22時間 |
| 防塵防水性 | IP55 | IP55 |
| サイズ | 70×48.1×29.2mm | 66×48.3×28mm |
| 重さ(ケース込み) | 49.6g | 49.2g |
| マルチポイント接続 | 対応 | 対応 |
気付いたかもしれないけど、EarFun ClipからEarFun Clip 2で大きく変わったのはドライバーだけ。あと再生時間がほんの少しだけ伸びている。
つまりEarFun Clip 2はEarFun Clipのマイナーチェンジ版と言える。それもそのはずで2025年7月のEarFun Clipの発売から1年も経っていない。なのになんでわざわざ短期間で新しい製品を送り出したのだろう。
私の予想は2つあって、1つ目が「イヤーカフ型イヤホンがそれだけ伸びている」こと、2つ目が「音楽体験向上にかなりのこだわりがある」ことだ。
普通のワイヤレスイヤホンはかなり飽和していて伸び代があまりないんだけど、イヤーカフ型イヤホンは比較的最近出てきたジャンルだから、まだまだ伸び代がある。他のメーカーに負けないためにもどんどん新製品を投入していきたいわけだ。
そして、EarFun Clip 2の最大の変化がドライバーの変更。チタン製12mmドライバーになったことで、よりパワフルで迫力ある音質になったと思われる。

イヤーカフ型イヤホンのようなオープンイヤータイプのイヤホンは、どちらかと言うと繊細さよりも迫力重視の方が相性がいい。EarFunはClipシリーズの音楽体験をより豊かなものにするために、早々とEarFun Clip 2を作ったんだと思う。
EarFun Clip 2の外観・付属品

EarFun Clip 2を開封して外観と付属品をチェックしていこう。
EarFun Clip 2の外観
EarFun Clip 2の充電ケースは丸っこい形状で、ちょうど手に収まるようなサイズ感。

ケースを開くとEarFun Clip 2の本体がフック部分を上にして入っていて、上に引っ張れば簡単に取り出すことができる。

EarFun Clip 2の本体は主にスピーカー部(画像右)、フック、メイン部(画像左)の3つのパーツからできていて、スピーカー部とメイン部はプラスチック、フックはシリコンが使われている。

EarFunロゴがあしらわれたメイン部の側面には、イヤホンをコントロールできる物理ボタンがある。

EarFun Clip 2の付属品
EarFun Clip 2の付属品は以下の通り。
- イヤホン本体×2
- 充電ケース
- USB-A to USB-Cケーブル
- 取扱説明書

EarFun Clip 2の実機レビュー
ここからは実際にEarFun Clip 2を2週間使ってみたレビューを書いていく。
○安っぽさは全く感じないクールなデザイン
毎度のことながらEarFun製品はデザインがいい。EarFun Clip 2ももちろん良くて、1万円以下というコスパイヤホンの部類に入りながらも、安っぽさは全く感じないクールな仕上がりになっている。
ポイントはグラファイトっぽいキラッと光る表面。プラスチックのテカテカ感がないから、一目見ても安いイヤホンには見えない。EarFunロゴもグラファイトにマッチしたシュッとしたシンプルなマークになっていて、悪目立ちしないのもお気に入り。

○装着が安定しているから運動でも使える
来月マラソンに出場する予定で最近よくランニングをしているんだけど、ランニングで使うイヤホンで重要なポイントが装着の安定性。走っている途中でイヤホンが動いたりずれたりするとめちゃくちゃストレスなんだよな。
というわけで試しにEarFun Clip 2で音楽を聴きながらランニングしてみたんだけど、EarFun Clip 2はまったく問題なかった。これは運動でも使える。

△長時間つけていると痛くなってくる
EarFun Clip 2のメリットが装着が安定していることである一方、装着感が高すぎて長時間付けっぱなしにしていると流石に耳が痛くなってくる。

これに関しては人に耳の形次第みたいなところもあるんだけど、少なくとも私の場合は90分くらいが限界。長時間使う可能性がある人はこの点は気をつけてほしい。
もしオープンイヤータイプのワイヤレスイヤホンを探していて、長時間使用する可能性がある人はイヤーカフ型よりも耳掛け型の方が耳を挟む力が働かない分痛くなりにくいと思う。
○低音から高音までバランス良し!もちろん迫力も
EarFun Clip 2で音楽を聞いた最初の印象は「音のバランスがいい」だった。高音から低音までキレイに聞こえて純粋に音楽を楽しむことができる感じ。

だけど私はやっぱり音の迫力がほしいから、アプリで「シアターモード」をオンにして使っている。シアターモードによって音がより立体的に聞こえるようになるから迫力と臨場感がアップする。
シアターモードのようなデフォルトの設定だけでなく、もちろんイコライザーを自由にカスタムすることもできるから、自分の好みに合った楽しみ方ができる。
○アプリがさらに使いやすくなっていた
久しぶりにEarFunアプリを使ったんだけど、アプリが使いやすくなっていた。UIがシンプルになっていて、より直感的な操作ができるようになっていた。
イコライザーもコントロールもUIが分かりやすいから、初めてアプリをインストールした人でもすぐに使いこなせるようになると思う。




○物理ボタンで安定した操作ができる
ワイヤレスイヤホンあるある。
「結局物理ボタンの方が使いやすい。」
これ、ありますねえ。
ワイヤレスイヤホンの操作方法は「物理ボタン」と「タッチ(静電容量式)」の2つが主流。静電容量式の方がボタンを作る必要がないからスマートなんだけど、誤操作しやすいというデメリットがある。
そして最近はまた物理ボタンに回帰しているような傾向がある気がしている。物理ボタンであれば押し間違いはないし、ボタンの位置も分かりやすい。
EarFun Clip 2は物理ボタンを採用しているから、イヤホン操作にストレスを感じることはない。

まとめ:毎回言っているがこれでいい

EarFun製品をレビューするたびに言ってる気がするんだけど、「これでいい」。
EarFun Clip 2は1万円以下の価格帯ながら、85点くらいの合格点を余裕で取れるイヤーカフ型イヤホンになっている。
もしあなたが「イヤーカフ型イヤホン試してみたいなあ」とカジュアルに思っているなら、間違いなくおすすめできる。
では、バイぜ。



