最近オープンイヤー型のイヤホンが注目されているけど、いち早く完全独立のオープンイヤー型イヤホンを送り出してきたのがOladance。
そこで今回はOladanceのOWS1とオープンイヤーの定番SHOKZのOpenFitを比較していく。
【結論】低音と音の迫力重視の人はOladance
OladanceのOWS1は低音が強くて、オープンイヤー型なのに音の迫力がすごい。
耳を塞がないのにズンズン鳴るから、まるでライブハウスにいるような気分を味わうことができる。
OWS1みたいにとがった製品っていいよね(笑)
それに対してSHOKZのOpenFitは万能。
全項目平均点以上だけど、音の迫力に関してはOWS1に及ばない。
Oladanceはどこの国?
Oladanceは香港に本社を置く企業DANCING TECHNOLOGYが開発したオープンイヤー型イヤホン。
DANCING TECHNOLOGYはオーディオ業界10年以上のベテランエンジニアを筆頭に、2019年に設立されたばかりの新しい企業で、OWS1が会社の第一号製品。
Oladance OWS1の概要
製品 | OWS1 |
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発売日 | 2022/12/9 |
定価 | 26,225円 |
カラー | ホワイト シルバー ブルー オレンジ |
サイズ | 58mm×40mm×20mm |
重さ | 12.7g(片側) |
ケースサイズ | 130mm×48mm×26.5mm |
ケース重さ | 60g |
防水性能 | IPX4 |
コーディング | SBC |
ドライバー | 2つの16.5mmドライバー |
音声信号 | ステレオ |
ノイズキャンセリング | 環境ノイズキャンセリング |
Bluetooth | 5.2 |
ワイヤレスアンテナ | LDS |
充電ケースポート | USBタイプC |
コントロール | 音声コントロール 通話コントロール 音量コントロール 電話ネイティブの音声アシスタント |
バッテリー容量 | 160mAh |
バッテリー寿命 | 最大16時間 |
バッテリー充電時間 | 1.5~2時間 |
OWS1のカラーバリエーション
OWS1のカラーバリエーションはホワイト、シルバー、ブルー、オレンジの4種類。
ホワイト | |
シルバー | |
ブルー | |
オレンジ |
16.5mmダイナミックドライバー×2
2つの16.5mmダイナミックドライバーを組み合わせることで、コンサートホールやライブ会場にいるようなオーディオ体験を実現している。
大容量バッテリー
イヤホン単体で16時間の駆動時間。
AIrPods Proの駆動時間が最大6時間だからまじで長い。
クラウドファンディングで1億円集めた
OWS1は2022年にMakuakeで実施したクラウドファンディングで1億円集めた。
当時無名のベンチャー企業がクラウドファンディングで1億円集めるというのはとんでもない。
SHOKZ OpenFitの概要
製品 | OpenFit |
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発売日 | 2023/7/6 |
定価 | 24,880円 |
主な用途 | 日常 |
カラー | ブラック ベージュ |
バッテリー 駆動時間 | 7時間(イヤホン) 28時間(ケース併用) |
バッテリー 待機時間 | 最大10日 |
電池容量 | 58mAh(イヤホン) 600mAh(ケース) |
急速充電対応 | 5分間の充電で1時間使用可能 |
充電時間 | 1時間(イヤホン) 2時間(ケース) |
充電ポート | USBタイプC |
最大充電電圧 | 5.0V±5% |
Bluetooth バージョン | 5.2 |
無線通信距離 | 10m |
対応プロファイル | A2DP,AVRCP,HSP,HFP |
マルチペアリング | 可能 |
互換コーデック | SBC/AAC |
防塵・防水 | IP54 |
素材 | PC,シリコン |
コマンドコントロール | タッチパッド |
重量 | 8.3g±0.2g(イヤホン) 57g±1g(ケース) |
水分検出器 | 未搭載 |
周波数帯域 | 50Hz~16kHz |
EQ機能 | アプリ対応 |
感度 | 95.5±2.5dB |
マイクタイプ | デュアルノイズキャンセリングマイク+AIコールノイズキャンセリング |
マイク感度 | -38dB±3dB |
OpenFitのカラーバリエーション
OpenFitのカラーバリエーションはブラックとベージュの2種類。
ブラック | |
ベージュ |
OpenFitの詳細
詳細は以下の記事で解説しているから参考にしてほしい。
OWS1とOpenFitの比較レビュー
ここからは実際に使ってみて比較しながらレビューしていく。
デザイン|どちらもいい
OWS1は光を当てると反射するメタリックな見た目。
OpenFitはマットなデザイン。
どっちもどっちでスタイリッシュだから甲乙つけがたい。
フィット感|OpenFitに敗北
装着したときのフィット感はOpenFitに敗北。
OpenFitは超軽量で動いても全然ズレないから付けているのを忘れるレベルでフィットする。間違いなく耳掛けのオープンイヤー型イヤホンでナンバーワン。
一方でOWS1は頭を動かしたり歩いたりするとちょっとズレるのが気になる。
一応OWS1にはシリコン製のイヤーフックが付属していて、こいつを装着してあげると多少ズレにくくなる。
音質|音の迫力最高
OWS1で初めて音楽を聞いたとき感動した。
AirPods Proで初めてノイズキャンセリングをしたときとも異なる感動。
耳を塞がない開放感とまるでライブハウスにいるかのように響き渡る低音。
ライブが趣味の私にとってOWS1は最高。
OpenFitもかなり音質がいいんだけど、迫力に注目したらOWS1の方がいいね。
操作性|どちらも快適
どちらも側面にタッチセンサーがついていて、タッチで簡単に操作できる。
一通りの操作はできるし、反応もいいから満足。
アプリ|どちらも使いやすい
どちらも専用のアプリが合って、音質とか操作をカスタマイズ可能。
インターフェイスも見やすいから快適に使える。
バッテリー|充電ケースが別売り…
OWS1は最初から付属しているケース単体で充電できない。
まあまあな価格するのに、充電ケースがないのは痛い。
一応別売りで専用の充電ケースがあるんだけど、こいつも7,000円くらいするから困る。
OWS2とOWS Proが登場
OWS1の後継機種と進化系でOWS2とOWS Proが登場。
OWS ProはOWS1の弱点であったフィット感が改善され、充電ケースもついてくる。
【まとめ】俺でなきゃ見逃しちゃうね
オープンイヤー型イヤホンを選ぶ人だいたいSHOKZを選ぶ。それかANKER。
だけどOladanceも実はおすすめだから、この記事を読んでくれたあなたはぜひ候補に入れてあげてほしい。
では、バイぜ。