【オープンイヤー】Oladanceウェアラブルステレオ実機レビュー|OpenFitと比較

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最近オープンイヤー型のイヤホンが注目されています。

耳を塞がないので疲れにくく外で使用しても安全というメリットがあります。

ですが現在販売されているオープンイヤー型のイヤホンは左右独立のものは少なく、普段使いしにくいというデメリットがありました。

そんな中いち早く完全独立のオープンイヤー型イヤホンを送り出してきたのがOladanceオーラダンスです。

充電ケースの中のOladance
Oladance ウェアラブルステレオ

そこで今回は完全独立のオープンイヤー型イヤホンOladance ウェアラブルステレオ(以下Oladance)をレビューします。

本記事を読めばOladanceの詳細なスペックだけでなく実際に使ってみた感想も分かります。

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目次

Oladance ウェアラブルステレオの基本情報

斜めから見たOladance

Oladance ウェアラブルステレオのスペック

製品Oladance
発売日2022年12月9日
定価26,225円
カラーホワイト
シルバー
ブルー
オレンジ
サイズ58mm×40mm×20mm
重さ12.7g(片側)
ケースサイズ130mm×48mm×26.5mm
ケース重さ60g
防水性能IPX4
コーディングSBC
ドライバー2つの16.5mmドライバー
音声信号ステレオ
ノイズキャンセリング環境ノイズキャンセリング
Bluetooth5.2
ワイヤレスアンテナLDS
充電ケースポートUSBタイプC
コントロール音声コントロール
通話コントロール
音量コントロール
電話ネイティブの音声アシスタント
バッテリー容量160mAh
バッテリー寿命最大16時間
バッテリー充電時間1.5~2時間

Oladanceは2022年12月に発売されたオープンイヤー型の独立ワイヤレスイヤホン。

カラーはホワイト、シルバー、ブルー、オレンジの4色展開です。

Oladance(ホワイト)
ホワイト
Oladance(シルバー)
シルバー
Oladance(ブルー)
ブルー
Oladance(オレンジ)
オレンジ

カラーバリエーションが多いのは嬉しいポイントです。

Oladanceはどこの国?

Oladanceは香港に本社を置く企業DANCING TECHNOLOGYダンシング テクノロジーが開発したオープンイヤー型の独立ワイヤレスイヤホン。

DANCING TECHNOLOGYはオーディオ業界10年以上のベテランエンジニアを筆頭に、2019年に設立されたばかりの新しい企業です。

OladanceはDANCING TECHNOLOGYの第一号製品となります。

クラウドファンディングで1億円集めた

Oladanceは2022年にMakuakeで実施したクラウドファンディングで1億円集めました。

Oladanceのクラウドファンディング

当時無名のベンチャー企業がクラウドファンディングで1億円集めるというのはとんでもないことです。

世間のオープンイヤー型イヤホンの需要と期待感が伺えますね。

OladanceとOpenFitの比較

オープンイヤー型イヤホンの先駆者といえばshokzショックス

shokzは左右一体型の骨伝導イヤホンを中心に開発してきましたが、いよいよ2023年オープンイヤー型独立ワイヤレスイヤホンOpenFitを送り出してきます。

OpenFit

OpenFitOladanceの違いを簡単にまとめました。

イヤホンOpenFit
Oladance
発売日2023年7月6日2022年12月9日
定価24,880円26,225円
カラーブラック
ベージュ
ホワイト
シルバー
ブルー
オレンジ
音質
音の遅延
フィット感
防水性

OpenFitはフィット感と防水性に優れており、「日常的に色々な場面で使いたい人」におすすめ。

Oladanceは音質と音の迫力が高いので、「快適に音楽を楽しみたい人」におすすめ。

下記記事でShokzのOpenFitOladanceをさらに詳しく比較しているので参考にしてください。

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Oladance ウェアラブルステレオを開封

Oladanceをさっそく開封していきます。私が買ったカラーはブルーです。

Oladanceの箱

箱を開けて中身をすべて取り出しました。

Oladanceの同梱物
Oladanceの同梱物
  • イヤホン×2
  • 充電ケース
  • USBタイプCケーブル
  • イヤーフック×2
  • クイックスタートガイド
  • 製品保証書

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Oladance ウェアラブルステレオのレビュー

ここからは実際に使った感想を書いていきます。

派手過ぎず、それでいて周囲の目を引く絶妙なデザイン

斜めから見たoladance
Oladance(ブルー)

Oladanceは光を当てると反射するメタリックな見た目をしています。

安っぽいプラスチックとも最近流行りのマット素材とも異なり、先進的でかっこいい印象を与えます。

実際に装着したときの見栄えはこんな感じ。

Oladanceを装着(前から)

派手過ぎずそれでいて周囲の目を引く絶妙なデザインです。

見た目はかなり気に入っています。

軽くて自然な付け心地

Oladanceは軽くて耳を塞がないので、しばらく装着していると付けているのを忘れてしまうほど自然な付け心地です。

Oladanceを装着(横から)

重さは13gでワイヤレスイヤホンと比べると重いですが、耳にかけているので重さはそれほど気になりません。

Oladanceの重さ
Oladance
HUAWEi FreeBuds 5iの重さ
HUAWEI FreeBuds 5i

イヤーフックを取り付ければズレない

Oladanceは耳に引っ掛けるだけですが、スピーカー部分とバッテリー部分の重みによりバランスが保たれています。

スピーカー部分とバッテリー部分の図解

座っている分には落ちたりズレたりする気配はないですが、歩いたり顔を動かしたりするとイヤホンが少し動くのが気になりました。

そこで登場するのが付属のシリコン製イヤーフック

Oladanceのイヤーフック

イヤーフックはイヤホンのバッテリー部分に被せて使います。なんかかわいい。

Oladanceにイヤーフックを被せる

イヤーフックを被せると、出っ張ている箇所が耳の裏を支えるような形になります。

イヤーフックを被せたOladanceを装着

これだけですが、これが効果てき面。

耳とイヤホンの間に引っ掛かりが生まれることで、歩いたり顔を動かしたりしてもズレることはなくなりました。

基本的にイヤーフックは被せていた方が良いと思います。

外音が自然に聴こえるのは想像以上に快適

街中

最近のワイヤレスイヤホンはノイズキャンセリングの性能が上がりすぎて、外部の音をほとんどカットできるようになっています。

Oladanceはその逆をいくイヤホン。

耳を塞がないので外部の音をすべて自然に取り込みます

街中を歩いていて後ろからくる車や自転車に気づかないということもないので安全です。

私のOladanceのイメージは渋谷を歩いていたら聴こえてくる街中のBGMです。

また耳の中にイヤホンを入れないので耳が痛くなったり疲れたりしにくいように感じました。

耳の負担が軽いので、イヤホンの使用による耳への悪影響が気になる人やイヤホン疲れする人にはおすすめです。

音の迫力はオープンイヤー型イヤホンでナンバー1

Oladanceの裏側

Oladanceで初めて音楽を聴いたとき感動しました。

AirPods Proで初めてノイズキャンセリングをしたときとも異なる感動です。

耳を塞がない開放感とライブ会場にいるかのように響き渡る低音。

フェスに来たような楽しさを感じました。

ShokzのOpenFitとVictorのHA-NP35Tと音質を比較したのが下記の表。

音域OpenFitOladanceHA-NP35T
ボーカル
低音
中音
高音
音の感じ方には個人差があります。

Oladanceは他のオープンイヤー型イヤホンと比較しても低音が最もよくですイヤホンだと思います。

こういう尖った性能のイヤホンが大好きです。

アプリで音質を変えられる

Oladanceアプリ

Oladanceの専用アプリがあります。

Oladanceアプリのホーム画面

このアプリからタッチコントロールを変更したり、音質を自分好みにカスタマイズできます。

Oladanceアプリのタッチコントロール変更画面
Oladanceアプリの音質変更画面

変な日本語と一部中国語なのが気になりますが、動作はしっかりとしています。

イヤホン単体で16時間バッテリーがもつ

ワイヤレスイヤホンのバッテリー持続時間はせいぜい6時間程度なのに対し、Oladanceは16時間もバッテリーがもちます。

構造上一般的なワイヤレスイヤホンよりサイズが大きいので、より容量のあるバッテリーを搭載できるためです。

イヤホン本体の充電は専用の充電ケースで行います。

が、ここで1つ注意点。

付属のケースにはバッテリーが内蔵されていません。

Oladanceの充電ケース

ケースにイヤホンを収納するだけでは充電されず、イヤホンを収納した状態でケースをUSBタイプCに接続することで充電が開始されます。

ケースの中のOladance
OladanceのケースにUSBタイプCを接続

イヤホン単体で16時間もバッテリーがもつので、ケースを持ち運びながら充電できないことはそこまでデメリットには感じません。

別売りの充電ケースがあれば94.4時間使える

付属のケースとは異なる別売りの充電ケースがあれば驚異の再生時間94.4時間になります。

これは他のワイヤレスイヤホンと比較してもダントツの長さ。(AirPods Proは30時間くらい)

1日3時間使うとしても1ヶ月くらいは電池がもつ計算になります。すごい。

Oladance ウェアラブルステレオのデメリット

しばらく使って気づいたOladanceのデメリットは下記2点。

付属のケースがでかい

手で持ったOladanceの充電ケース

Oladanceの付属ケースは手の中に収まらないほど大きいです。

はっきり言うと持ち運ぶには少し邪魔

重さはサイズの割には重くなく59gしかありません。

Oladanceの充電ケースの重さ

オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンという性質上イヤホンのサイズが大きいので、それに伴いケースも大きくなってしまいます。

仕方のないところですが、もう少し小さくしてほしかったのが本音。

26,225円は高め

箱の上のOladance

使用して気づいたというよりしばらく経って冷静になったという方が正しいです。

26,225円は高い。

音質や性能を考えたら妥当な気もしますが、もう少し安かったら助かります。

Oladanceが高いと感じる人はVictorのHA-NP35Tというイヤホンがおすすめ。

手に持ったHA-NP35T nearphones

価格が12,980円でOladanceの半分程度の価格ですが、機能性高くコスパの良いイヤホンです。

→Victor HA-NP35Tのレビューはこちら

Oladance ウェアラブルステレオはこんな人におすすめ!

Oladance ウェアラブルステレオがおすすめな人
  • 耳が疲れにくいイヤホンを使いたい
  • スタイリッシュなデザインのイヤホンを使いたい
  • 低音がガンガンなる迫力あるイヤホンを使いたい

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【まとめ】音質重視のオープンイヤー型イヤホン

斜めから見たOladance

本記事は「【オープンイヤーの足音】Oladanceウェアラブルステレオ実機レビュー」について書きました。

Oladanceは画期的なオープンイヤー型のイヤホン。

外音が自然に入ってくるので安全面でも健康面でもワイヤレスイヤホンより優れています。

価格が高いのがデメリットですが、音質はオープンイヤー型イヤホンの中でナンバー1

はっきり言ってかなりおすすめなオープンイヤー型イヤホンです。

ShokzからOladanceに似たオープンイヤー型イヤホンOpenFitが発売されました。

Oladanceより軽くてコンパクトなより普段使いしやすいイヤホンです。

Oladanceを考えている方はOpenFitもぜひチェックしてください。

→OpenFitのレビューはこちら

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