2023年5月にHuawei(ファーウェイ)ら無印FreeBuds(フリーバッズ)シリーズの新作FreeBuds 5が発売された。
なんかデザインがすごい…!ということで(私の中で)話題になった。
美顔器みたい。

ということで今回は美顔器あらためHuaweiの最強インナーイヤー型イヤホンFreeBuds 5をレビューしていく。
FreeBuds 5の基本情報

Huawei FreeBuds 5のスペック
比較として旧モデルのFreeBuds 4も載せた。
イヤホン | FreeBuds 5![]() | FreeBuds 4![]() |
---|---|---|
形状 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
発売日 | 2023/5/24 | 2021/7/30 |
定価 | 21,800円 | 18,480円 |
ANC | ||
ハイレゾ | ||
マルチポイント | ||
急速充電 | ||
ワイヤレス充電 | ||
サイズ (イヤホン) | 高さ:32.4mm 幅:17.6mm 奥行:22.8mm 重さ:5.4g | 高さ:41.4mm 幅:15.8mm 奥行:18.5mm 重さ:4.1g |
サイズ (ケース) | 長さ:66.6mm 幅:50.1mm 奥行:27.3mm 重さ:45g | 直径:58mm 高さ:21.2mm 重さ:38g |
電池容量 | 42mAh(イヤホン) 505mAh(ケース) | 30mAh(イヤホン) 410mAh(ケース) |
充電方法 | USBタイプC | USBタイプC |
充電時間 | 20分 | 1時間 |
駆動時間 (イヤホン単体) | 5時間(ANCオフ) 3.5時間(ANCオン) | 4時間(ANCオフ) 2.5時間(ANCオン) |
駆動時間 (ケース併用) | 30時間(ANCオフ) 20時間(ANCオン) | 22時間(ANCオフ) 14時間(ANCオン) |
防塵・防水性 | IP54 | IPX4 |
カラーリングはそのままで、イヤホンとケースの形状が変わってる。
その他のポイントとしては
- ハイレゾ対応
- ワイヤレス充電対応
- 20分の超急速充電
- 防塵・防水性アップ
で大幅進化。
カラーバリエーション
FreeBuds 5の本体カラーは「シルバーフロスト」と「セラミックホワイト」の2種類
カラー | FreeBuds 5 |
---|---|
シルバーフロスト | ![]() |
セラミックホワイト | ![]() |
ノイズキャンセリング搭載のインナーイヤー型イヤホン
イヤホンの形は大きく分けてインナーイヤー型・カナル型の2つに分類される。
- インナーイヤー型:耳に引っかけて装着するタイプ。カナル型と比べて閉塞感が少ない。
- カナル型:耳栓型のイヤーピースを耳の中に入れて装着するタイプ。インナーイヤー型と比べて音質が良いことが多い。
カナル型はAirPods Proをはじめ、ノイキャン搭載のワイヤレスイヤホンも多いんだけど、カナル型でノイキャン搭載はレア。
だってカナル型って耳に隙間ができるから、ノイキャンと相性が悪い。
いったいどうなってるんだ!?
FreeBuds 5を開封
FreeBuds 5を開封していこう。

中身を全部取り出すとこんな感じ。

- イヤホン×2
- 充電ケース
- USBタイプCケーブル
- イヤーチップ
- クイックスタートガイド
- 保証書
イヤーチップは覆面レスラーみたいにイヤホンに装着するタイプ。
なるほど、これで耳との密着感を高めてノイキャンの効果をアップさせるわけね。
これならインナーイヤー型でノイキャン搭載も納得。

これを被せると…

FreeBuds 5のレビュー
【デザイン】違和感なし、むしろおしゃれ

イヤホンの先端がプクっと膨らんでいるデザイン。
初めて写真を見た時は奇抜だなと思ったんだけど、実物を見ると不思議とそこまで違和感は感じない。

イヤホン本体は鏡のような光沢のあるシルバーで、ぐにゃっと周りを反射する。
一方、充電ケースは少しマットなシルバー。
そのため鏡のように反射はしないし、指紋もつきにくい。卵みたい。

【装着感】軽い・持ちやすい

FreeBuds 5は軽い。
インナーイヤー型ということも相まって、装着感は非常に快適。
イヤホン片耳の重さは5.5g程度。

あとこのイヤホン持ちやすい。

AirPodsみたいに持ち手が細いとイヤホンを耳から外すときにつかみ損ねて落としてしまう可能性があるけど、FreeBuds 5は太く流線形なので指でつまみやすい。
ちゃんと考えられた形なんだな。
【音質】カナル型に負けない音の迫力

FreeBuds 5はインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンでありながら、カナル型レベルの音の迫力を実現している。
低音重視の音の設計
HuaweiのワイヤレスイヤホンはFreeBuds 5に限らず低音が強めに設計されている。
前回レビューしたFreeBuds 5も1万円にしては低音がかなり出るカナル型イヤホンだった。
ロックやEDM系の音楽をよく聞く人は、まるでライブハウスにいるような臨場感を楽しめるので、HUAWEIのFreeBudsシリーズはおすすめ。
ノイキャンはちゃんと効いてる
インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンでノイキャンを搭載しているのはFreeBudsシリーズだけで、インナーイヤー型には基本は搭載されない。
で、実際のノイキャンのFreeBuds 5のノイキャンだけど、ちゃんと効果を発揮していた。
カナル型ほど感動的な静寂空間は生まれないけど、外音をかなり軽減してくれる。
覆面イヤーチップを被せれば、多少ノイキャンの効果も増す。
アプリで音質のカスタマイズが可能

HuaweiのアプリHUAWEI AI Lifeで音質のカスタマイズができる。

【音漏れ】普通に使う分には問題なし
インナーイヤー型のイヤホンはカナル型より音漏れしやすいから、音漏れも確認した。
結論、普通の音量で聞く分には音漏れしない。
人によって普通が違うけど、だいたい中音量くらい。
最大音量とかで聞くとさすがに音漏れすると思うから注意。
FreeBuds 5がおススメな人

- 耳を塞がない快適さと音質の高さの両方ほしい人
- ワイヤレスイヤホンをファッションの一部として使いたい人
- インナーイヤー型イヤホンを探している人全員
【まとめ】インナーイヤー型イヤホンは新時代に突入

FreeBuds 5をレビューした感想が「インナーイヤー型イヤホンもついにここまできたか…」。
高い音質もさることながら、唯一無二のデザイン・20分の超急速充電などHuaweiのこだわりが感じられたワイヤレスイヤホン。
今後こういったデザインにこだわったイヤホンや超急速充電がトレンドになってくるのではないかと予想している。
てかもうそれくらいしかワイヤレスイヤホンで伸ばすところがなくなっているのも事実。
とにかくFreeBuds 5は時代の先端をいくワイヤレスイヤホンということが伝わってくれ!(笑)
より低価格のワイヤレスイヤホンならHuaweiのFreeBuds 5iもおすすめ。FreeBuds 5と同様にデザイン性の高いワイヤレスイヤホンに仕上がっている。
さらにさらに低価格のワイヤレスイヤホンならHuaweiのFreeBuds SE 2もおすすめ。デザイン性はそんなにないけど、1万円以下で十分すぎる性能。
では、バイぜ。